動物虐待者は何度も同じことをする

動物虐待者は何度も同じことをする

昨年、北海道のペットショップで犬たちが餓死させられた記事がありましたが、また同一人物が、更に餓死させ逮捕されました。もしもこの容疑者が、動物取扱業の登録をしていたら、即刻取り消しされるべきですし、二度と動物を飼えないような規制が必要です。

しかし、以前だったら、闇の中にほうむられてしまうような事件が明るみに出るようになったことは、日本の動物愛護法が少しでも進歩?したのかも知れませんね。

英国のRSPCAや、ドイツでは、近所の人からの通報で、インスペクターが出向きますが、今回の虐待事件も、住民の通報によるものです。

日本の各地で起こっている動物虐待現場を、堂々と警察や保健所に通報していくことが、これからも求められますね。
通報してものらりくらりで実際に動いてくれないからと通報しないのは、そのまま放棄することと同様です。

都内ですが、ある飲食店に生きたペンギンがケースに入れられ看板代わりにされていました。勇気ある通報者が何人かいたようです。保健所はその通報を受けて調査をしたようです。その後を確認できませんが。店頭には出さなくなったようです。

通報する場合は、住所・氏名・証拠写真を持ってしなければ意味がありません。
勇気を出して動物虐待と思った場合は堂々と通報しましょう。
住民が動物愛護の視点で、一人一人が通報していくことで、警察や保健所も動かざるをえなくなると思います。(2005/10/12)


*飼い犬また餓死させる 元ペット店経営者を逮捕*

北海道警苫小牧署は21日、犬に餌を与えず餓死させたとして、動物愛護法違反の疑いで、苫小牧市錦岡、元ペットショップ経営T容疑者(50)を逮捕した。
調べによると、T容疑者は1月から6月ごろの間、同市のペットショップ(現在は廃業)で飼っていた犬4匹に十分な餌を与えず、餓死させた疑い。住民から「腐臭がする」と通報を受け、苫小牧署が捜査していた。T容疑者は「餌はやったが食べなかった」と供述しているという。T容疑者は昨年4月にも、経営していた店で犬2匹を餓死させたとして同容疑で逮捕され、罰金50万円の判決を受けている。
(2005/9/21)(共同通信記事より)

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