埼玉の犬にエキノコックス

埼玉の犬にエキノコックス

埼玉県で捕獲された犬からエキノコックス虫卵が検出しました。北海道から連れてこられた犬が埼玉県で捨てられたのでしょうか?

北海道、本州間は今や列車、フェリー、飛行機と人の往来も激しく、伴う犬もますます増えています。

犬の感染は、幼虫が寄生したネズミを食べることで感染します。
北海道に犬連れで旅行される飼い主さんは年々増えています。北海道の広い野原ではくれぐれも愛犬から目を放さないよう、拾い食い癖のある犬は充分に注意しましょう。

ハンターが猟犬を伴って北海道の猟期に、猟に出かける方もいらっしゃるでしょう。猟犬の場合は必ずオフリードとしますから、帰ったら必ず獣医師の検査を受けさせることをおすすめします。

家庭犬でも、うちの犬はひょっとしたらと思う飼い主さんは、獣医さんにご相談しましょう。
以下のニュースでは北海道以外で初めてとありますが、実際には、関東地方の飼い犬に既に発見されています。
(2005/9/8)LIVING WITH DOGS

関連記事参照エキノコックスが関東地方に上陸


埼玉の犬がエキノコックス 虫卵検出、北海道以外で初

埼玉県の北部地域で5月下旬に捕獲した雌犬から、人間に感染すると重い肝機能障害を引き起こす寄生虫エキノコックスの虫卵が検出されたと、同県が8日発表した。
厚生労働省によると、エキノコックス流行地域の北海道以外で虫卵が見つかったのは初めて。犬は幼虫が寄生したネズミなどを食べて感染するため、北海道から連れてこられた飼い犬が捨てられたか逃げ出したとみられる。
埼玉県は「埼玉は流行地域ではないので感染を心配する必要はないが、心配な場合は獣医師に相談を」としている。厚労省は8日付で、都道府県や獣医師会に注意喚起した。
エキノコックスはサナダムシの一種。犬やキツネのふんに含まれる虫卵が口から人体に入ると、数年以上かかって肝臓に病巣が広がり、手術で摘出するしかない。人から人には感染しない。(2005/9/8)(共同通信記事より)

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