米国ハリケーンで動物園は大半が無事

米国ハリケーンで動物園は大半が無事

ハリケーン被害に合われた方々にお見舞い申し上げます。
経済大国アメリカで起きた最大級のハリケーン、まだ死者がどれほどいるかも判らないような状況です。
日本がすっぽり入ってしまうくらいの地域が全滅。あのJAZの音がいつも聞こえていた懐かしいニューオーリンズの町は、まるでゴーストタウンのようになっています。
日本も毎年必ず台風の被害がありますが、これまでの危機意識からか避難所に自ら移動して危険を回避する人が多いのでしょう。それでも死者、家をなくす人、水の被害額は多額です。

アメリカの場合、復興にどれだけの日数と費用がかかるでしょうか?路頭に迷っている避難者達はどう生活を回復させるのでしょうか?何日も救援の手が届かない映像は、とてもアメリカの状態とは思えないほどです。あの経済大国であるアメリカが崩壊してしまったように思うのは私だけでしょうか?

そんなハリケーンが通り過ぎた同地区の動物園が最小限の被害で済んだという嬉しいニュースがありました。人の被害の上に動物達まで悲惨な状況になっていたらあまりにも悲しすぎますものね。動物園は災害時計画が万全だったようです。

東京も数時間の大雨で冠水するという被害が出ていますが、被害を未然に回避する為に税金を使ってもらいたいものです。今回の選挙ではそんな公約は誰もしていませんけど。
(2005/9/5)LIVING WITH DOGS


米ハリケーン、動物園では大半が無事

ハリケーン「カトリーナ」の被害で数千人が死亡したとされている米ニューオーリンズにあるオーデュボン動物園は、1400匹いる動物のうち死亡したのが3匹にとどまるという幸運に恵まれた。
動物園が市内の高台に位置していたことも幸いだったが、災害時に備えた計画が人間用のものより有効に機能した格好だ。動物園は深刻な洪水には見舞われなかったが、大木が風でなぎ倒されるなどの被害があった。同園の担当者によると、死亡したのはカワウソ2匹とタヌキ1匹。ニューオーリンズでは激しい嵐の襲来が予想されていたことから、同園は数年にわたって災害時の計画を練っていた。

園内には動物たちを数日間養えるだけの餌があるほか、嵐で樹木の葉が大量に落とされたため、それを他の餌と混ぜることでさらに豊富な餌が確保できているという。ただ、干し草、コオロギ、ミルウォーム(ゴミムシダマシの幼虫)については、バトンルージュから供給を受けたと担当者は話している。
(2005/9/5)(ロイター記事より)

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