飼い犬3匹が女児にかみつく

飼い犬3匹が女児にかみつく

飼い主が管理を怠ったため、6才の女の子が怪我をしました。あってはならない事故です。このような事故は、もちろん飼い主が犬を管理し咬傷事故を起こす前に制することが求められます。
しかし、犬は自分の横を猛スピードで走り抜けたり、脅かされたりしたら恐怖に陥ります。犬は生きている動物です。自分の身を守ろうとして、驚かした子供へ、一瞬の間に身を守ろうとする場合もあります。
犬が子供に危害を加えることは、本来あってはならないことですが、どんなに訓練、しつけが完璧な犬であっても、突然の恐怖で守備体制を取らざるを得ない場面があるのです。
人と犬が共存していく為には、お互いの種を理解し尊重し合わなければならないと思います。
子供達に、「犬を追いかけたら驚かせてしまう」、「急に触ったら犬はびっくりしてしまう」、「犬の横を猛スピードで走り抜けたら犬は驚いて自分が攻撃されると身構える」
犬の習性を理解し教えていくのは、大人達でしょう。
このような事故が起きないように、犬は本来、人と共に暮らす愛すべき最良の友達と、子供達に犬との付き合い方を教えていけるような機会がたくさん設けられれば良いと切に感じています。(2003/04/15)(LIVING WITH DOGS)


飼い犬3匹が女児にかみつく

埼玉県警川越署は14日、飼い犬3匹が小学1年の女児にかみつきけがをさせたとして、住所不定、無職、黒瀬禎男容疑者(51)を過失傷害容疑で逮捕した。
調べでは黒瀬容疑者の飼っていた甲斐(かい)犬の雑種3匹(いずれも体重約10キロ)が13日午後3時ごろ、同県川越市古谷上の荒川左岸河川敷で、家族3人でサイクリングをしていたさいたま市西区西遊馬、同市立馬宮小学校1年、金子朋恵ちゃん(6)の左足など数カ所にかみつき、約10日の軽傷を負わせた疑い。黒瀬容疑者は飼い犬の管理を怠った責任を問われた。
黒瀬容疑者は昨年8月ごろから、現場周辺で路上生活をし、犬3匹と一緒に寝たりしていたという。

(毎日新聞、2003/4/14刊より)

サブコンテンツ

カテゴリー

このページの先頭へ