犬に助けられた赤ちゃん
犬に助けられた赤ちゃん
捨てられた人の赤ちゃんを野良犬が自分の生んだ子犬と一緒に保護していたというニュースがありました。赤ちゃんは交通量の激しい道路を横切り、有刺鉄線のフェンスを越えて、発見場所のナイロビ近郊の小屋まで運ばれ、子犬と一緒に寝ていたそうです。 野良犬母さんはこの人の赤ちゃんを守っていました。
貧困とは言え、子供を捨てる人間。
この野良犬、これまで人にいじめられていなかったのでしょうね。
犬が赤ちゃんを運んで道路を渡っているのを見たと言う証言があるのに、その時は誰も疑問に思わなかったでしょうか?
「病院側によると、置き去りにされてから2日たっていたと見られるが、健康状態は良好という。体重は約3289グラム。職員に天使を意味する「Angel」と名づけられた。 」
野良犬に対して寛大な国柄なのかも知れません。泣いている赤ちゃんを見殺しに出来なかったのは、人ではなく、犬の優しい母性でした。
助けられた赤ちゃんは大切な命をはぐくんで行くことでしょう。そして野良の母さん犬、子犬が、安全に暮らして行けるようになると良いですね。
(LIVING WITH DOGS)
「野良犬が救った赤ちゃん」、母親とみられる女性を逮捕
ケニアの森林で置き去りになり、野良犬が救ったと報じられた女児の母親とみられる女性が逮捕された。女性は周囲に「流産した」と話していたという。地元警察が12日、発表した。
警察によると、女性は現場近くに住み、妊娠していた様子だったが、約2週間前に流産したと主張していた。これは、女児が生まれたとみられる時期と一致する。
女児は6日、野良犬の子犬とともに発見され、病院に保護された。野良犬が女児を運んで道路を渡っていたのを見たとする証言などがあり、「犬に助けられた赤ちゃん」のニュースは世界で注目を集めた。AP通信には、女児や野良犬を引き取りたいとのメールが多数寄せられている。
ケニアでは貧困などの理由から赤ちゃんを置き去りにする親が後を絶たず、親は見つからないことが多い。女児が入院している病院にも、16人の子どもが保護されているという。( 2005/5/13)(CNNニュースより)