定年後は犬猫に癒されたい
定年後は犬猫に癒されたい
団塊の世代というのは現在58才から56才位の人達です。この世代の人達は、たくさんいてユニークな人も多いです。あのタケシ監督も団塊の世代。流行を作り上げた世代とも言えるでしょう。
そんな人達は、ある調査から、定年後は犬や猫と暮らしたいと思っている方が300人中70%以上もいるそうです。またもやペットブームの増大?とちょっと不安に思ってしまいます。
定年後と言うのは60才からですが、それから小型犬と暮らしはじめて18年から20年、愛犬と暮らすことになります。飼い主さんは70才を過ぎても愛犬のお散歩や、食事の世話、病気の時のケアが必要です。
大型犬と暮らしはじめたら60歳過ぎの方が25キロ以上の愛犬を抱き上げたりと介護は大変でしょう。
わが家は現在は大型犬ですが、老犬介護中です。22キロの愛犬を数段の階段を抱いて降ろすのは結構大変です。
確かに年老いて、愛犬が側にいてくれることで張りのある暮らしが出来ると思いますが、老夫婦だけが愛犬の世話をするのではなく若い人達も協力して下されば無理な話ではないと思います。
団塊世代の子供の頃の犬の飼い方は、犬は外、繋いで飼う、ご飯は冷や飯にみそ汁のぶっかけ、そんな時代でした。まさか、そのような飼い方はさすがしないものとは思いますが、犬と暮らす前にしっかり考えてからとして欲しいものです。
このような調査結果を見て「そうか定年になったら犬でも飼うか」と安易に考えないで欲しいと思います。
自分が癒されたいだけではなく、一つの命を全うさせる責任と覚悟があるのか一人一人に伺ってみたいですね。(LIVING WITH DOGS)
犬猫で癒やされたい=「団塊」の定年意識調査
「犬や猫に癒やされたい」−。ペットフード工業会(東京都中央区)が、団塊世代(1947〜49年生まれ)を含む50代の男性300人にアンケート調査したところ、犬や猫を飼うことが定年後の人生に良い影響を与えると考える人が全体の7割を占めたことが7日、分かった。
アンケート結果によると、「犬や猫とともに暮らすことが、退職後の人生を良くするか」との問いに、「良くしてくれる」「多少良くしてくれる」と回答したのは、全体の73.6%、221人に上った。
さらに、犬や猫をペットにしている人で、定年後も「飼い続けたい」「多分飼い続ける」としたのは112人。現在は飼っていないが、定年後「犬や猫を飼いたい」という意向を示したのは67人に上った。ただ、この半数近くは住宅事情などから、現実には「飼えない」とも回答した。
定年後も犬や猫を飼い続けたり、新たに飼いたいとする理由の上位は、「癒やされそう」「生活に潤いや安らぎがほしい」「家族や夫婦間の会話などに役立つ」などが並んだ。 (2005/11/7)(時事通信記事より)