沖縄でのペット霊園反対意見について

沖縄でのペット霊園反対意見について

日本中の愛犬と暮らしている飼い主さんにとって、愛犬との別れは、家族して一緒に暮らした愛犬を亡くした悲しみは愛する親や兄弟を亡くした方と同じような悲しみを感じています。

沖縄でペット霊園建設に反対運動があるそうです。場所的に問題があるのでしょうか?

確かに犬や猫は人ではありません。しかし人と共に暮らし、喜怒哀楽を分かち合った大切な家族です。

犬や猫は、自宅の庭に埋葬することが当たり前の地域だから反対しているんでしょうかね。庭のない住民もいるでしょう。その方々は霊園に埋葬したいと思っているかも知れません。ペット専用の霊園が環境を破壊するものと言えるでしょうか。

沖縄の犬や猫と共に暮らす人々にとって、もう少し理解を持っていただければと思います。基本的に人と犬や猫の違いを判りつつも、家族として暮らした人への優しさを持って考えて見てください。

環境破壊と言うよりは、むしろ、優しさを伝えるために必要な場となっていくかも知れません。

犬や猫達も、大切な命をはぐくみ、飼い主さんと共に歩んだ年月があり、飼い主さんにとって、愛犬、愛猫を失った悲しさは図り知れず、そして慰めるの場としてのペット霊園であることを認識して欲しいと思いますね。

もしも、命の大切さ以外に何か大きな社会的な問題があるならば、内容を公にしてペット霊園反対を行使されれば良いのではと思います。なぜ、そこまで反対しているのか理解できないと言うのが本音です。
(2005/11/7)(LIVING WITH DOGS)


「ペット霊園」建設で波紋

沖縄、北谷町に本社のある業者が、中城村久場の海岸付近にペット専用の野外霊園を建設している。これに対し、同地域の久場自治会(新垣和昭会長)は「死をイメージさせる霊園はふさわしくない」として建設を断念する
よう求めている。業者は「法的に問題ない」と計画を進める方針だ。
ペット霊園の需要は全国的にも高まっており、県内でも論議を呼びそうだ。
霊園は約五百六十平方メートル。西洋風の造りを目指しており、芝生が敷き詰められている。一部で墓標も設置している。付近には住宅があり、海岸は村民の憩いの場になっている。

ペット霊園の設置を直接規制する法律はない。県薬務衛生課によると、全国の自治体では条例などで規制する場合があるが、県内ではまだないという。

新垣会長は「住民から不安の声があり、自然と暮らしの環境が破壊される」と反発、対策委員会を立ち上げた。十月中旬に区民約百八十人が臨時区民総会を開き、抗議決議案を可決した。

住民からの訴えを受けた村側は「開発届け出書が提出されていない」として、工事の中止と土地の原状回復命令を通告している。

これに対し、業者側は「村と十分な協議の結果、事業を開始した」として、違法行為はないと文書で回答。新聞広告を出し、「命を最後まで慈しむ心は、子どもたちの情操教育の一環になろう。住民に納得いく形で解決したい」と理解を求めている。

県内のペット事情に詳しい日本ペットロス協会(神奈川県)の準カウンセラー吉田美智子さん(54)=那覇市=は「県内でもペット葬儀を扱う会社はここ五年で急激に増えている」と指摘。「亡くなった時の衝撃は家族と同じ。住民も業者も、お互いに折り合いがつけられる道を探ってほしい」と話している。
(2005/11/5)(沖縄タイムス記事より)

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