いぬ○○・ねこ○○閉園での考察
いぬ○○・ねこ○○閉園での考察
10年間都心にあった犬猫のテーマパークが地域の再開発のため閉園するそうです。
LIVING WITH DOGSとしては閉園自体は喜ばしいと思っておりますが。
でも何か府に落ちない。静岡県やお台場の既存の施設にただ移管されるだけのようです。
そのテーマパークにいた犬・猫の里親募集を行うようです。お客の要望で里親希望があると記載されていますが、ケージの中でだけで育てられた犬が、即日一般家庭の家庭犬となれるかは疑問です。ほんとにお客が希望しているとは言い難いですね。もしも里親を希望している人がいるとしたら、業者の尻拭いはやめておいた方が安全ですよとアドバイスをしましょう。
このようなテーマパークで育てられた犬たちの幸せは、動物愛護の点から考慮したら当然のことですが、経営者・社員、その施設に関連した人達が責任を持って終生飼養を行うべきでしょう。それが本来の動物愛護ですから。
結局は経営者は犬や猫で儲けて、いらなくなったから里親募集をする。いつもの構造です。またもや大量に放棄される運命の犬猫達なのです。そんな募集に安易に手を挙げてはなりません。
日本全国にある遊休地利用の犬猫テーマパークの閉園はこれからも、まだまだ続くことでしょう。静岡県、台場の閉園も必ずやそう遠くない未来に起こるでしょう。(2005/12/1)(LIVING WITH DOGS）
