野犬処分に毒薬の使用?

野犬処分に毒薬の使用?

野犬の処分に毒薬が県条例で認められているとのこと、まだこのような県があったんですね。愕然とします。
野犬を捕獲することは致し方のないことですが、毒団子で殺処分してしまう。これじゃ動物愛護なんて語れませんよね。
おまけに散歩中の飼い犬が毒団子を拾い食いして急死。
野犬が増えて困っている地域はまだまだ多いとは思いますが、このような危険な方法をとらなくとも他にもあるのでは?と思うのですが。

そしてくれぐれも愛犬には、拾い食いをさせないようにしつけましょう。

わが家の愛犬13才は、1才半くらいの時に、いつも遊んでいた公園で、何かを拾い食いしました。何度も吐きましたが、おそらく、公園内にいた野良猫への毒餌だったのかも知れません。もしも小型犬だったら死んでいたでしょう。その後数年間、愛犬の舌の色はなかなかピンクに戻りませんでした。事故以後、「絶対に拾い食いをさせないしつけ」を施したのは言うまでもありません。
(2005/12/9)(LIVING WITH DOGS)


飼い犬、毒だんごで死ぬ 野犬用散布と周知せず

今月1日、K保健所が野犬対策で使用した毒入りの肉だんごを散歩中の飼い犬が食べて死んでいたことが分かった。野犬などへの薬物使用は県条例で認められているが、条例で定められた近隣住民への周知は行っていなかった。
保健所によると、住民から通報のあった野犬を捕獲することにし、獣医師資格のある職員が市販の肉だんごに犬猫の処分に使用している毒薬を混ぜた。職員は個人で毒入り肉だんごの使用を決め、上司には報告しなかったという。
職員は農道近くの草むらにいた野犬に向けてだんごを投げたが、気付かずに逃げたため、だんごをそのままにして追いかけたという。職員が現場を離れた約10分の間に、飼い主と散歩中の犬が誤って食べたらしい。犬の様子がおかしいため飼い主が動物病院に連れていったが、まもなく死んだ。
現場周辺では以前から野犬への苦情が寄せられ、保健所がパトロールしていたという。
(2005/12/8)(毎日新聞記事より)

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