お正月の福袋?
お正月の福袋?
お正月のデパートの初売りの福袋、皆さんは買ったことがありますか?私は袋の中を見ずにものを購入する気にはならないんですが、一度だけ、母が買ってくれた福袋の経験があります。キッチン用品が入っていたり、衣類が入っていたりと、それも趣味の悪い柄だったりで、福袋ってこんなもの?と、それ以降はもちろん購入していません。私にとっては残り物処分というイメージの福袋でした。
なんと、子犬を福袋の商品にするデパートがあるそうです。生体を店頭で売ること自体止めて欲しいのに、5万円の福袋にするという、いくら戌年だからと言え、その発想の貧弱さ。犬の価格も市価の1/3とか。
純血種の子犬をこのようなプレゼント性のある商品とすること自体、ペットブームを煽るようです。このような福袋に手を挙げる人はいるんでしょうかね。
まさか袋詰めにはしないとは思いますが、動物愛護先進国から袋詰めの子犬が売られていると指摘されそうです。
話題づくりのため、動物愛護者から反対運動が起こるのを待ち受けて、売り出すんでしょうかね。この売上の一部は盲導犬育成のために寄付されるそうですが、そんな寄付を貰っても盲導犬協会は嬉しくないと思いますけど。
福袋として子犬を商品とするなら、100万円の値段で、レスキューしたMIX犬をチャリティーとして里親探しをする。この方が動物愛護の精神となると思うんですけどね。(2005/12/14)(LIVING WITH DOGS)
子犬の福袋:東武百貨店大田原店に登場 戌年に生まれてくる柴犬など計3頭 /栃木
価格は1頭5万円−−売り上げ一部、盲導犬育成に寄付
新年の福袋商戦はアイデア勝負だが、大田原市美原の東武百貨店大田原店には「戌(いぬ)年に生まれてくる子犬の福袋」が登場する。ミニチュアダックス、柴犬、ビーグル犬の計3頭の子犬。価格は1頭5万円で、売り上げの一部は県盲導犬センターに盲導犬育成のため寄付されるチャリティー福袋だ。
「戌年にちなんだ夢を売ると同時に、視覚障害者の人たちの自立と社会参加を目的とした盲導犬育成に役立てたい」とペットショップと提携して企画された。
販売は、応募抽選方式で、27日から1月4日まで募集する。希望者は、同店1階に備える用紙に必要事項を記入し応募する。その中から抽選で飼い主を決め、福袋を販売する。価格は市価の3分の1と格安という。
子犬は生後約40日後の乳離れした時点で引き渡す。オスかメスは希望に応える。首輪やドッグフード(1キロ)もプレゼントされ、引き渡し日は日柄を考えて大安の日とする予定だ。同店営業統括課のSさんは「オーナーとなる人には、新しい家族を迎えるプロセスを楽しんでほしい」と話している。
(2005/12/10)(毎日新聞記事より)
*該当する百貨店にクレームを送りましょう。
「生体を福袋の商品とすることに反対します。実施するようでしたら、そちらでは何も購入しません。」
東武百貨店大田原店(代表)TEL 0287-20-2211
皆様の声が届いたようです。この企画は取りやめになったそうです。ありがとうございました。