ドイツ:動物保護施設へ持ち込み
ドイツ:動物保護施設へ持ち込み
ドイツの動物愛護法は素晴らしい法律ですが、そんなドイツでも動物嫌いの人がいるのでしょう。娘の飼っていた動物達を、保護施設に持ち込んだ母親がいました。
そこで、母親を訴えた娘。ドイツらしいといえばらしいのですが、このお母さん、きっと動物嫌いだけが理由ではないように思うのですが。母娘がお互いを許し合うようになれば良いですね。そして動物達とまた一緒に暮らせればと祈らずにいられません。
日本だったら、子供が拾ってきた子犬を、子供のいないうちに保健所に持ち込む親はたくさんいるでしょう。ひどい親だと、飼えないからと子供に捨てに行かせる親もいる。
子供の心はどれだけ傷つき、可愛い子犬を捨てた過去が一生、動物を愛してはいけないんだとトラウマとなってしまう。
また、大人が捨てるのを当たり前のようにみて育って、野良犬や野良猫が大切な命を持っていることに気がつかず、虐待の対象としてしまうこともあるでしょう。
子供の頃の犬や猫との暮らしは、優しい気持ちを育てるのに必要な体験だと思います。
(2005/12/15)(LIVING WITH DOGS)
19歳女性、「ペット」を施設に入れた「母親」訴える
ドイツ西部の都市アーヘンに住む19歳の女性が、無断でペットを動物保護施設に入れられたとして、実の母親(45)を訴えた。地元警察が14日公表したが、事実関係を調べると共に、「仲裁」に当たっているとも述べた。
母親はペットを施設に渡した際、ペットは返却できないという同意書にサインしている。警察によると、施設に入れられたペットは、モルモット2匹と犬1匹、生まれたばかりの子犬が数匹。子犬が生まれてから、母親の機嫌が悪くなったため、女性はこれらのペットを自室で飼っていたが、先週末に戻ると、ペットがいなくなっていたという。
(2005/12/15)(REUTERS記事より)