[国際線]日本の航空各社のペット機内持ち込みの中止

[国際線]日本の航空各社のペット機内持ち込みの中止

全日空は2005年7月31日で機内にペットの持ち込みを中止としました。それに続き残念ながら日本航空も来年4月1日より中止となります。
日本の動物検疫の改正から、しっかり準備したら犬と共に海外旅行が可能な状況になっていますが、なぜか日本の2大航空会社がその需要に反するような中止を決めています。
ANAは中止とした理由は明記していませんが、JALは犬アレルギーの乗客の対応としています。
動物アレルギーの方は、確かにひどい症状がでるとききました、気道は収縮して呼吸困難に陥る方もいるそうです。だからといってこのような特異体質の方はそうは多くはないと思います。これまで、マナーの無いペット連れのお客で困ったことがあったのでしょうかね。

私は、以前スペインに行ったおり、偶然気がついたのですが、同じ機内に猫さんと一緒に乗っている乗客がいました。利用航空会社はエールフランスでしたが。
このお客さんと猫さん、周りの方には猫が一緒にいるなんて誰も気がつかないくらいでした。トイレシートをクレートに敷いていましたが、たまにトイレに連れていって、シートを替えてあげていたようです。ニャーと一言も泣かないで良い子にしていました。
先日のアメリカから帰国した方もワンちゃんは一言も吠えず良い子にしていたそうです。周りのお客からクレームでも入ったのでしょうかね。とっても残念ですね。

ちなみに両社国内線はペットのキャビン持ち込みは不可ですが、様々なサービスが付加されています。
JALペットとお出かけサービス
ANAペットらくのりサービス

国内線の場合は、時間的にも短いですから愛犬も少しの我慢ですみます。しかし国際線の場合は、8時間〜16時間という長時間です。飼い主さんと離ればなれで愛犬も不安でしょう。

日本人だけをお客にしているのなら、日本はキャビンにペットはダメと言えるかも知れませんが、ANAやJALを利用する日本人以外のお客は念頭に入れていないのでしょうかね。
アメリカ、英国、フランス、ドイツからJAL・ANAを利用するお客はないんでしょうか?とっても不思議です。(2005/12/20)(LIVING WITH DOGS)


ペットの機内持ち込みの中止について

これまで国際線の機内においては、小型犬や猫などのペットの機内持込みが可能でしたが、順次取り組んでおりますアレルギーをお持ちのお客様への対応の一環として、2006年4月1日より当該サービスの受付を中止させていただきます。
なお、今後ペットのお預かりは、従来からお受けしておりました貨物室でのお預かりとさせていただきます。
(貨物室内は客室と同じ空気が循環しておりますので、通気と適度な温度が保たれております。)
※補助犬(盲導犬・聴導犬・介助犬)は従来どおり機内へ同伴いただけます。
※2006年3月31日までに予約をされたお客様は、2006年4月以降も機内持込みが可能です。
日本航空


国際線機内持ち込みペットの取扱い停止について

ANAグループは、国際線の機内持ち込みペットサービスの受付を2005年7月31日をもって停止いたします。お体の不自由なお客様に付き添われる盲導犬や聴導犬、介助犬等につきましては、引き続きお客様のご同伴としてご利用いただくことができます。
機内持ち込みはサービスを停止いたしますが、貨物室預かりペットサービスについては今後とも提供してまいりますので、引き続きご利用いただきますようお願い申し上げます。
全日空



(ご参考)
ブリティッシュ・エアウェイズ:ペット手荷物可 要問い合わせ
ユナイテッド航空:小型ペットのみ機内可、事前予約
エールフランス:機内にお持込の場合(ケージこみで 5 kgsを超えない)
KLMオランダ航空:特定の犬(猫)用ケージのサイズ、重量によっては、キャビン内可。

他の航空会社もおそらく可のところがあるでしょう。お調べ下さいね。

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