クリスマスに贈る素敵なお話
クリスマスに贈る素敵なお話
今日はクリスマスイブ、わが家の愛犬は大きな悪性腫瘍とリンパ性白血病を煩いながらも、元気にしています。
そんなお昼に「ピンポ〜ン!宅急便でーす!」何が届いたんだろう?と玄関に出ましたら、「愛犬厨房のスープ」です。これまでも何度もお願いして送っていただいていたんですが、病状が行ったり来たりで今回は敢えて注文していなかったところ、突然届いた嬉しいクリスマスプレゼントでした。その包みの中に愛犬厨房さんからの温かいメッセージが入っていました。とーっても素敵で、思わず涙がほろり。皆さんに今日のクリスマスイブに是非ご紹介したいと思います。メリークリスマス!!!(2005/12/24)(LIVING WITH DOGS)
サンタが家にやってきた!
いつになく早い初雪の舞う日の夜、彼女は待ち合わせの場所へと向かうために家を後にしました。はやる気持ちを抑えながらゆっくりと、確実に踏みしめる地面にはうっすらと雪が被っています。その白さのせいなのでしょう、いつもの夜は暗い道もほのかに輝く銀色の衣をまとったかのようにぼんやりと明るく感じられます。
と、ふと道端で何かが動いているように見えました。どうやらイヌのようです。首輪はありません。まだ仔犬でしょうか。小刻みに震えるその小さな体は、初めて経験する雪の冷たさを決して心地よく思っているようには見えません。一瞬だけ逡巡しました。しかし次の瞬間、彼女は冷たい白い雪にまみれた冷たい白い毛の仔犬を恐る恐る抱え上げ、自らの足跡の残る道を引き返し始めます。待ち合わせた相手に携帯で詫びの言葉を述べながら、彼女は途方にくれていました。コレカラドウシヨウ・・・ナニヲシテアゲラレルダロウ・・・アシタカラドウシヨウ・・・ドウシヨウ、ドウシヨウ・・・。彼女はそれまでイヌの世話をしたことなど一度もありません。むしろ、イヌは子供の頃から苦手でした。
そして、あの日から3年の月日が経ったいま、彼女は「犬のいない暮らしなど想像できない」と言います。
愛犬の名前は「サンタ」君、愛犬厨房のごはんが大好きな、白いフサフサコートのMIX犬です。誕生日の12月24日は、サンタ君が飼い主さんの家にやってきた日。
あの日最初に口にした、ほんのり温かいホットミルクでお祝いするのが恒例なのだそうです。
「サンタがそばにいてくれるだけであったかい気持ちになれる。1年中がクリスマスで、毎日プレゼントを貰っているような気がします」と飼い主さん。
2005年のクリスマス、あなたの傍らの“サンタさん”にも、惜しみない愛情と感謝を捧げて下さいね。
(2005/12/24)(愛犬厨房さんのお客様と愛犬厨房Aさん)
愛犬厨房