保険所に引き取られた犬猫の里親募集
保険所に引き取られた犬猫の里親募集
ドイツではTVで毎日のように犬猫の里親募集の紹介をする番組があるそうです。一時メトロポリタンテレビが里親募集の番組を放送したことがあるとマルコさんから聞きました。残念ながら今は、NHKも他の放送局も、ラジオ、TV共に犬猫の里親募集番組はありません。
ドイツ並みにとは言いませんが、毎日のように里親を必要としている動物がこんなにもたくさんいると言うことを知ることも動物愛護運動には必要ではないでしょうか?
こんなに捨てられる動物いるという事実、殺処分される事実を、たくさんの人に知って貰うには、報道機関が進んで公開して欲しいものです。夜中のロクでもない番組の合間とか、お昼のワイドショーの合間に、ほんの10分程度で、地元の保健所にいる犬や猫の里親募集の番組を放送するというのはどうでしょうか?これでこそ、動物愛護の国へと進化するのではと思いますが。NHKさん、これまでの汚名返上にこのような番組を放送してみませんか?
ところで、環境省が保健所に引き取られた犬や猫を殺処分せず、里親募集の仲介役を行うというニュースがありました。
日本全国、保健所に持ち込まれる犬や猫はものすごい数(03年度には全国で約11万匹の犬と、27万匹の猫が殺処分)です。
各自治体が積極的に行動をしないとなかなか実現はしないとは思うのですが、まずは、持ち込みや収容頭数の少ない県からケーススタディーとして発信するのでしょうかね。
このような改革は一気にはなかなか進まないと思っていたのですが、この殺処分はせず、という環境省の言葉を信じたいですね。さて、どこまで実施できるかは誰も判りませんが、望みを持ちましょう。
それと心配なことは、里親詐欺です。そのような残虐な人の手に簡単に渡らないようなシステム作りを是非作っていただきたいですね。(2005/12/25)(LIVING WITH DOGS)
犬や猫の引き取り手、ネットで仲介 環境省が来春から
保健所に引き取られた犬や猫を殺処分せず、新しい飼い主に引き取ってもらおうと、環境省は来年度からインターネットを使った「仲介」を始める。犬や猫の写真、性格などをネット上に登録、情報を見て好きな動物を引き取ってもらう仕組みだ。自治体向けの譲渡ガイドラインを作ったり、引き渡し時に担当者が引き取り手と面談したりして、出会いの“ミスマッチ”も防ぐ。
環境省が立ち上げるのは「収容動物データ検索サイト」。各地の保健所や動物愛護センターで引き取り手を探している動物の情報をデータベース化し、一般の人が自由に検索できるようにする。
ネット上で、探したい自治体や犬、猫の種別、雌雄の欄をチェックし、検索ボタンを押すと犬や猫の一覧が表示される。詳細情報に進むと、写真、性別、年齢、毛色や長さのほか「不妊手術、ワクチン済み。人なつっこく遊び好き」といった情報も見ることができる。環境省によると、ネットを利用した犬や猫の譲渡情報は、長野県や福岡県、川崎市などで公開されているが、まだ少ない。多くの自治体では、収容した野良犬や捨て猫の引き取り手が見つからず、03年度には全国で約11万匹の犬と、27万匹の猫が殺処分された。
このため、保健所を管轄する都道府県や指定市などにネットワークへの参加を呼びかけ、情報を共有する。ガイドラインをつくり、譲渡動物の健康状態や気質を判断する基準を示し、病気や気性の荒い犬や猫の譲渡を防ぐ。また、無責任な飼い主に引き取られないよう、引き取り手と面談することなどを自治体担当者に要望する。
環境省動物愛護管理室は「自治体が個別にやっていた飼い主探しをネットで広域的に行い、多くの犬や猫を助けたい」と話している。
(2005/12/21)(ASAHICOM記事より)
http://www.asahi.com/national/update/1221/TKY200512210320.html?ref=rss