近ごろの糞の放置
近ごろの糞の放置
わが家は都心ですが、近ごろの放置糞は、なんとも不思議な状態で放置されています。
ちゃんと「ポイ太くん」に取られた糞が、電信柱の裏に置かれていたり。わが家の車は犬のステッカーが貼ってあり、中にはクレートもあるので、犬飼いだと一目瞭然なんですが、車の上にちょこんと「ポイ太くん」入りの糞を置いていったりと。なんとも不愉快な放置糞があります。要するに自宅に持ち帰りたくないということなんでしょうかね。
港区の道路は、小型犬の放置糞だらけです。情けないですよね。わが家は、愛犬の糞は「お宝」と言って自宅に持ち帰り、トイレに流しています。
町中に、「犬の糞は飼い主が処理しましょう」という看板が10mおきくらいにあるのに放置糞は減っていかない。看板を立てれば放置糞が減ると港区は考えているのでしょうかね。
放置糞をする飼い主は、いつも決まった人です。要するに糞を拾おうとは考えない輩なんですね。
では、いつも自分の犬の糞を拾っている人はというと、他人の犬の糞までも仕方なく拾っている。
いっそ、立て札なんか止めて、放置糞状態を最悪な状況まで持っていって、問題意識を高めた方が良いのでは?なんて思うのですが。
最終的に、ここまでひどいから、じゃあ犬の糞用ゴミ箱を設置しようなんてことになれば良いんですが。でも糞用ゴミ箱が出来ても拾わない飼い主は、きっとそのままでしょう。
(2006/1/13)(LIVING WITH DOGS)
飼い犬のふん放置に苦情続出 亀岡市、マナーを呼びかけ
本年度から環境美化条例が施行された京都府亀岡市で、条例の趣旨とは逆に、飼い犬のふんの放置に関する苦情が増えている。飼い主にマナーを呼びかけるため、市が町内会などに提供した看板の数は前年の1.8倍。「なぜ条例施行後に増えるの?」と住民も行政も困惑している。
市は、マナーを呼びかける看板を毎年作製し、市民の苦情に応じて提供している。通常は年間200枚程度だが、昨年4月の条例施行から先月までの貸し出し総数はすでに237枚。前年同期(133枚)を大きく上回った。
条例は、犬のふんや空き缶、吸い殻などの散乱防止を目的に制定され、市民が美化に努めるよう定めているが、罰則はない。市は広報紙を通じて条例をPRしているものの、「ペットを飼う人が増えているのか、それとも条例施行を機に『ふん害』を気にする人が増えたのか、苦情は増えるばかり」という。
自治会などによると、最近は路上に放置するケースだけでなく、自宅に持ち帰る途中で河川敷や橋の下に捨てるケースがみられるという。昨年11月に市が保津川支流を清掃した際には、川岸から軽トラック1台分(約500キロ)もの量のふんが回収された。
京都市や宇治市では、違反者に罰金を課している。亀岡市は「罰金よりもまずは住民同士でマナーを高め合ってもらえたら」としており、今後は苦情の多いエリアを美化推進重点地域に指定して、清掃活動の支援やパトロールを強化する方針という。
(2006/1/13)(京都新聞記事より)