地域犯罪をわんわんパトロールで見守る
地域犯罪をわんわんパトロールで見守る
動物愛護ワースト1という汚名を被った徳島県が、わんわんパトロールに参加する飼い主さんを募集しています。
以前、当サイトで、「犬の飼い主さんに警告」という記事を掲載しておりますが、犬と暮らしてお散歩を毎日数回している飼い主さんだから、地域の子供達を守る目となれるのではと期待して書いたのですが、実際に徳島県で稼働するようです。
徳島県の犬と暮らす人達が進んで、子供達を守る活動を行っていくことで、犬の社会的な地位も向上するでしょう。そんな飼い主さんを見本にする人達も増えていくのではと思います。徳島県の捨て犬、持ち込み数はこのような活動をすることで減っていき、ワースト1の汚名を返上できるのではと期待するところです。たくさんの飼い主さんが賛同してくれると良いですね。(2006/2/10)(LIVING WITH DOGS)
地域の犯罪、愛犬と防ぐ 石井で「わんわんパトロール」
魅力あるまちづくりを進める石井町のNPO法人みどりの風徳島支部は、徳島県内で初めて「わんわんパトロール」を同町内で始める。愛犬との散歩中、不審者や犯罪行為を見つけたら110番通報してもらう活動で、全国的に広がっている。同支部は26日に開く発足式の席上、石井署員から説明を受けて本格的に取り組む。趣旨に賛同する住民を募っている。
徳島支部は、発足式を前に「わんわんパトロール中」と書かれた腕章と帽子を五百個ずつ準備。賛同する住民に手渡す。同町高川原の事務所で開く発足式では、愛犬家にできるだけ犬を連れて参加してもらう。石井署員が、子供を守る活動としての協力を要請し、注意事項などを説明するほか、質問も受ける。
昨年11月にNPO法人認証を受けた同支部が発足式を開くに当たって、戌(いぬ)年にちなんだまちづくりの新たな取り組みを進めようと計画した。既に一部会員には腕章と帽子を配布し、見守り活動を実施してもらっている。
みどりの風は本部を東京に置き、「緑豊かな魅力あるまちづくり」を目指す全国組織で、徳島県は兵庫県に続いて2カ所目の支部発足。現在は同町住民など約70人の支部会員がいる。
K支部長(61)=同町石井、会社経営=は「多くの愛犬家に参加してもらい、警察と連携し子供が安心して暮らせる町にしたい」と話している。
問い合わせは同支部〈電088(675)3555〉
《わんわんパトロール》愛犬家が犬を散歩させながら犯罪や不審者に目を光らせる活動。参加者は腕章やゼッケンを着用する。2003年3月に警視庁成城署管内で発足して以来、全国各地で100以上の組織がある。犬を飼う住民同士の交流を深め、犯罪抑止につなげる狙いもある。
(2006/2/10)(徳島新聞記事より)