飛行場で行方不明になった犬
飛行場で行方不明になった犬
かつて、私は海外赴任者のお世話を仕事とした時期がありました。アメリカに赴任した家族の愛犬が、飛行場でやれやれとクレートから出した途端、驚いて遁走。飼い主さん家族は、しばらく愛犬を捜索しました。しかし、その後見つかったという情報がないままでした。あまりにも悲しい事故でした。
犬にとって、飛行機の中の騒音、揺れはかなりな初めての怖い体験です。降りたって、興奮状態のままドアが開け放たれて訳も分からず遁走したんでしょうね。
海外転勤者ご家族の皆さん、特にクレートに長時間入っていた愛犬を外に出す際に、十分気をつけて下さいね。
また、犬によっては飛行機に乗った体験が恐怖のトラウマになってしまうこともあるでしょう。
そんな昔のことを思い出させるニュースがありましたのでご紹介しましょう。
(2006/2/16)(LIVING WITH DOGS)
ドッグショー入賞犬が逃走 ニューヨークの国際空港
AP通信によると、米ニューヨークのマジソンスクエア・ガーデンで今週行われた世界最大級のドッグショー「ウェストミンスター・ドッグショー」で入賞した犬が15日、ケネディ国際空港で逃げ出し、行方が分からなくなった。
犬はドッグレースにも使われるホイペットで、カリフォルニア州の住民が所有。デルタ航空の便で輸送される予定だったという。空港関係者や飼い主らが行方を捜している。
今年130回の同ドッグショーは13、14日の2日間にわたって開催。2600匹以上の犬が参加し、美しさなどが競われた。(2006/2/16)(共同通信記事より)