ヘリコプターに犬はおとなしく乗れるか?

ヘリコプターに犬はおとなしく乗れるか?

犬は、振動や揺れ、轟音に弱い個体が多いと思います。迷子犬が多く出る日は、花火開催日とか。花火の場合は音ですが。阪神淡路大震災の後、ちょっとした揺れでも怖がる犬がたくさんいて、おそらくトラウマになってしまったのでしょうね。
また国内線旅客機は、空調のある荷物室に犬は乗せられますが、空調は万全でも、轟音や揺れにとまどう犬はたくさんいます。
友人の犬ですが、飛行機でアメリカまで連れていき帰国して、高速道路のトンネルで、飛行機に乗った事を思い出してパニック状態になったことがあったと言ってました。

災害救助犬は、災害現場に赴き、人が入れない場所を捜索しいち早く救助出来るように人の補佐をします。兼ねてから、救助犬をヘリで運べたらとは思っておりました。現場への到着が遅くてはせっかくの捜索の甲斐がありません。咄嗟にヘリに救助犬を乗せてパニックになってしまったら、お仕事どころではありませんよね。救助犬にヘリでの訓練を行ったというニュースがありました。(2006/3/1)(LIVING WITH DOGS)


災害救助犬が防災へりで訓練

災害時に瓦礫の下敷きになった人などを捜索する災害救助犬とヘリコプターとが連携した防災訓練が28日行われました。全国でも初めての取り組みということです。
訓練では救助犬をヘリコプターに乗り降りさせ、いざというとき怯まないように音と風圧に慣れさせました。中にはちょっと怖気づいた犬もいましたが、怖がらない犬は実際にヘリに乗り込み、離着陸の訓練にも挑戦しました。
災害救助犬は、地震などの災害で行方不明になった人をにおいで探す犬です。
日本では15年前に県内の民間団体が訓練を開始したのが始まりで、これまで新潟県中越地震などにも出動しましたが、行政側とうまく連携できず、現場に入れないこともありました。
しかし去年、県と協定を結んだことで警察や消防とともに活動ができるようになりました。
こうした協定は富山県を含めて9つの県にしかなくヘリコプターとの連携訓練は全国でもこれが初めてです。
県では新年度以降も続け、最終的にはへりで犬を移動させ、降り立った場所ですぐに捜索できるようにしたいとしています。(2006/2/28)(KNBニュースから)

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