Hollyとママのしつけ教室奮闘記5

Hollyとママのしつけ教室奮闘記5

さて今日もまた復習の意味でトレーニングの報告をさせてください。まず今日の出席犬は、Hollyをいれて4匹でした。ビーグルとポーチュギーズウォータードッグと例の犬種不明の犬。この仔は人間にはやさしいのですが、他の犬に対してとても攻撃的に吠えるのです。Keeshond(ケーズハウンドと発音する)という犬種だそうで、確かに調べてみると“人間には従順で賢く、よきパートナーとなるが、他のペットに対して怯えたり威嚇的になったりすることがある。”と書かれていました。飼い主にと話したところ、トレーニングに通っているのも他の犬に慣らせる目的もあるのよと言っていました。

今日の前半は主に復習でした。相変わらず“Finish”の状態から“Heel”の練習で店内を闊歩。Hollyは家で復習していた甲斐あって“Finish” はばっちり。“Heel”はまだまだです。Treatは今まで鼻先に付けていたのですが、だんだんに自分の胸元にもっていくように指示されました。

それから“Come”のコマンドで途中に落ちているおもちゃに気を取られずに飼い主のところにやって来たら、座らせてご褒美をしました。おもちゃの代わりに牛か何かのひづめ(?)のおやつがありますよね?あれが落としてあったので、“こりゃだめだわ。Hollyは絶対あれに引っ掛かるな?”と思ったのですが、なんと私のところに直進して来たので感激!あとでインストラクターに“Hollyはあれが目に付かなかったからできたんですよ。”と言ったら、“目に付かないほどあなたの“Come!”に集中していたのだから、それでいいのです。” と言ってくれました。

今日新たに習ったことは“Stand”です。と言っても“Stand”というコマンド(言葉)はまだ付けずに、その動作だけができたら褒めて、ご褒美でした。なぜ立たせることを教えるかというと、犬は座れのコマンドは割りに簡単に憶えて、落ち着いている時には座っていたり伏せをしていたりするので、逆にそれを“立たせる”ことのほうが混乱するそうなのです。でもこのコマンドは獣医さんに行ったり、グルーミングのときに便利なので一応カリキュラムに入っているそうです。やりかたは、座った状態の鼻先にTreatをもって行き、それを少し自分のほうに引き寄せて犬が立ち上がり一歩踏み出したところで褒めて、ご褒美。それを何度も繰り返してできるようになってきたところで、“Stand”というコマンドを導入するそうです。

このところポートランドは雨、雨、雨。もともと秋から春まで雨季なのですが、今年は例年に比べ二倍の雨量だそうです。お散歩には毎日行っていますが、老犬のMaxと一緒なので1マイルがやっとです。ドッグランはぬかるみになっているためもう一ヶ月以上行っていません。そこで家の中でHollyに運動をさせるゲームを始めました。主人と私が別々の部屋に居て、それぞれTreatを用意しておきます。そしてHollyにおもちゃを持たせて、“Take it to Daddy”“Take it to Mama”と二人の間を行ったり来たりさせるのです。行ったり来たりするごとにご褒美がもらえて、いい子いい子してもらえるのでHollyの大好きなゲームです。もう一つは階段の上からボールを投げてとって来させるゲーム。階段の駆け下り、駆け上り、かなりの運動になりますが、これはご褒美なしでも好きなゲームです。(2006/1/15)(MAX&Hollyのママ)

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