Hollyとママのしつけ教室奮闘記8
Hollyとママのしつけ教室奮闘記8
皆さん、こんにちわ。今日が中級クラスの最終回になりますがHollyのドッグトレーニングの報告をさせてください。皆さんが楽しく読んでくださったり、また何かの参考にしていただけたらとても嬉しいです。私自身Hollyをトレーニングクラスに入れてみるまで、“トレーニングなんて必要ない、犬はいぬらしいのが一番!”なんて思っていたのですが、通ってみて考えが変わりました。いつもいつも人間の意のままになる犬なんて面白くないし、犬にとっても息がつまりそうですよね。でもこのトレーニングを通して学んだことは、実はもっと奥深いものでした。幸いHollyはとても賢い仔なのでいろいろなコマンドを習得できましたが、それよりも私と二人してクラスに毎週通ったことで私達の信頼関係がより深くなったこと、そして二人で一緒にクラスを楽しんだことのほうが大きなメリットでした。もし今どうしようかなと迷っているかたがいらしたら、トレーニングはおまけと考えて、愛犬との信頼関係を築くために参加をお勧めします。もちろんあなたのワンちゃんが喜んで通えばの話ですが。嫌がるのに強制するのは逆効果ですものね。
今日は最終日にもかかわらず出席犬はHollyとケーズハウンドと、ポーチュギーズウォータードッグの3匹だけでした。
今日のトレーニングはほとんど復習とAKCのCanine Good Citizenのテスト項目のいくつかを練習しました。トレーニングの基本は、飼い主に注意を向けさせてリリース(もういいよ)するまで犬がその注意を継続できることなので、“Watch me”を15秒間。“On your bed”の状態で目の前をボールが転がったりしてもそのままの状態を継続。また売り場では入り口付近で“Sit”させて、買い物客や犬が出入りしても動かないこと。レジで買い物する間も飼い主の隣で座って待てること。鳥や熱帯魚の売り場ではガラス越しにおとなしく座っていられること。買い物客のカートが脇を通り過ぎて怯えないこと。などをテストしました。
また散歩などの途中で出会う他の人や犬に対しても攻撃的になってはいけないので、その場面を想定してやってみました。人間同士が立ち話している間も犬達は座って(あるいは立っていてもよい)待っていられるかどうか。グルーマーや獣医さんに身体を触られるのが平気かどうか。いつも攻撃的に吠えまくるケーズハウンドも回を重ねるにつれてだんだん慣れて来たのが目に見えて分かりました。更によその人に預けることができるように、リードをインストラクターに手渡して、私はHollyの視界から消えました。そして売り場を一回りして帰ってきたら、Hollyは喜んで駆け寄って来ましたが、私を見つけるまではちゃんとおとなしくしていられたそうです。
今日は中級クラスの卒業式の日なので、3匹とも卒業式のときに被る黒い帽子(何て名前でしたっけ?)を被ってポラロイド写真をとってもらいました。そして飼い主は3人とも3月11日から始まる上級クラスに進むことを決め、再会を約束して別れました。
(2006/2/5)(MAX&Hollyのママ)