ペットショップに「マル適マーク」?

ペットショップに「マル適マーク」?

全国ペット小売業協会は、ペットショップでの生体販売を正当化するために、動物販売士という資格制度を設け、通信販売やネット販売を禁止し、優良業者に「マル適マーク」をつけ差別化を図ろうとしています。当協会のペットショップだけは適正なビジネスだと言わんばかりです。今後の動物愛護法の改定をにらんでの方策でしょう。LIVING WITH DOGS は、素晴らしい仔犬に出会うためには、インターネット上のブリーダー・サイトを訪れ、そのブリーダーさんのポリシーを伺い、何度もメールの交換を行って、とことん説明を受け納得してから、次に生まれる子犬を待って、実際に犬舎までおもむいてパートナーを決める。そのような購入方法をおすすめしています。当然のことですが、生体オークションや通信販売、ネット販売は即刻廃止されるべきでしょう。そしてペットショップでの生体展示販売も、同様に廃止されていかなければなりません。(2004/05/14)(LIVING WITH DOGS)


ペット業に「動物販売士」 業界が資格制度設置へ

約2500の販売店でつくる「全国ペット小売業協会」(末松脩会長)は14日までに、ペットショップでの管理や飼い主への情報提供を適切に行える人材を「家庭動物販売士」(仮称)として認定する資格制度を設けることを決めた。ペット売買をめぐっては、「病気の犬を買わされた」との購入者からの苦情や、説明不足による安易な購入で飼いきれないペットが捨てられるなど、さまざまなトラブルが指摘されている。
新資格は、販売の際に餌のやり方や動物の種類・性質について十分な説明ができる「プロの販売員」育成に重点を起き、トラブル防止やモラル向上を目指すという。
難易度に応じ3つの級に分け、講習会と実技の研修後、試験を行う。早ければ11月にも東京、大阪、名古屋などで資格取得のための研修をスタートさせる予定。
同協会は昨年9月、インターネットなどの通信販売の原則禁止を盛り込んだ初のガイドラインを策定しており、この基準に基づき優良業者に「マル適マーク」を発行する事業もスタートさせる。

(2004/05/14)(共同通信より)

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