猫が人の赤ちゃんを救う
猫が人の赤ちゃんを救う
以前、ケニアで捨てられた人の赤ちゃんを野良犬が自分の生んだ子犬と一緒に保護していたというニュースがありましたが、今度は猫が赤ちゃんが外にいるのをしきりに鳴いて知らせたというニュースがありました。
犬や猫にでさえ.幼い者を保護しようとする本能を生まれ持っているのです。それに比べてむごい仕打ちを平気で出来る人がなんと多いことでしょう。
近ごろの日本人の傾向として、「子供の頃から小さな命を大切にする」ということを親から教えられていないように思います。
ウサギや、猫、仔犬を残虐的にもてあそんで殺したりする。動物を飼えない住環境であるということだけが原因ではないと思います。
今の子供達の親世代は、その両親から犬猫は汚いと教わっている世代なのかも知れません。
私が生まれた1950年代は、犬猫は放し飼いでしたし、決して飼い方として立派な飼い方ではありませんでした。だけどいつも犬はそばにいました。そして犬が亡くなる度に悲しい思いをしました。
今の子供達に、小さな命の重さをもっともっと知って貰うにはどうしたらいいでしょうかね。(2006/4/20)(LIVING WITH DOGS)
猫がお手柄、捨て子の赤ちゃん救う ドイツ
ベルリン――ドイツ西部の都市ケルンでこのほど、夜中にしきりに鳴く猫の声に気付いた住人が外に出たところ、戸口に生後間もない男の赤ちゃんが放置されているのを発見する騒ぎがあった。赤ちゃんは病院に搬送され、軽い低体温症にかかってはいたものの、命に別状はなかった。
発見された夜は気温が零度近くで、地元署は「猫が鳴き声で知らせなければ赤ちゃんは命を落としていたかもしれない。あの猫はヒーローだ」と述べた。
赤ちゃんの母親の消息は不明。ロイター通信は、手柄の猫がペットなのかどうかには触れていない。 (2006/4/19)(CNN記事より)