Hollyとママのしつけ教室奮闘記14-自習編2

Hollyとママのしつけ教室奮闘記14-自習編2
ミックさん、こんばんわ。いつも私の報告を読んでくださってるそうでありがとうございます。以前ミックさんが話されていた犬の学習理論や行動分析など抽象的だったものが、自分が実際にトレーニングに通うようになって、具体例と結びついてきて理解しやすくなりました。もちろんそれぞれの犬と飼い主の性格はすべて違うわけですから、理論は絶対ではないでしょうが、知っているといないでは犬の学習効果にも差がでてくると思いました。私のほうこそ、ミックさんに感謝しています。
さて、今週もHollyの教室はお休みなので、またインターネットの英語のサイトで自習をしてみました。

(1)生後6ヶ月になっていなくても、仔犬がレッスンを楽しんでいるようならトレーニングを始めてかまいません。ただしレッスンは短くし、いままでできていたいろいろなことを子犬が急に忘れてしまったりしても怒らないこと。ただの仔犬であることを楽しむ時間も充分に与えてあげてください。こうしてあなたと仔犬が一緒にいろいろ経験したり、遊んだり、いろいろな人と出会うことは、おそらく長い目でみると、短時間のトレーニングクラスよりももっと大切なことかもしれません。ここで一番大事なのはやっぱり、楽しむってことですね。楽しいことでなければ、犬も飼い主も続きませんからね。

(2)トレーニングの基本は、犬の注意を飼い主に向けさせることだと第一回目のレッスンで習いましたが、確かにその通りだと書かれていました。更に注意を払わなければならないのは犬のほうだけでなく、飼い主もまた犬の行動を注意して見ていなければ、犬は注意力を失ってしまうそうです。確かにそうですよね。犬も一生懸命頑張っているのに、飼い主が見て、褒めてあげなければやる気が萎えてしまいますよね。人間の子供と同じだなと思いました。

(3)以前ミックさんがこちらの掲示板で“陽性強化トレーニングを批判する人の多くが「餌でつっているだけだ」と言いますが、これは全くその理論すら理解していない証拠で「ご褒美は あくまでも報酬であって 賄賂ではない」のです。つまり 出来た事に対して ご褒美があるわけで これあげるからこうしなさいと言う事ではないのです。”と書かれていましたよね。そこでそのことについても調べてみました。

食べ物を賄賂として使うことと、報酬として与えることは違う。報酬として使う場合、犬は何かの行為をした結果として食べ物が確実にもらえるかどうかは、事前に分かるすべがない。ところがご褒美をあげたりあげなかったりを使い分けることの出来る人は少ない。犬にある行動をトレーニングしているときには、ご褒美の頻度は高くてよいが、犬が習得するにつれて、頻度を下げていけばよい。多くの人が犬の習得が進んでいることに気付かず、ご褒美が習慣づいてしまい、それゆえ賄賂と化してしまう結果となる。

と書かれていました。そう言えばHollyが確実のできること、例えば“Sit”“Down”“On your bed”“Wait”“Stay”などにはもうご褒美をあげなくなりましたね。一回目のレッスンのときにご褒美ばっかりあげて嫌だなと感じたのですが、だんだん減らして行けることが分かりました。

さて3週間も間があいてしまうので、先日は夜買い物がてらPetSmartに行って通路で“Come”と“Leave it”と“Heel”の練習をして来ました。Hollyは支度をしている私の動作や目の動きで、一緒に連れて行ってもらえるかどうかが分かるようで、その気配を感じ取ると吠えるのでうるさくて仕方ありません。落ち着かせるために“Wait”をかけるのですが、こういうときは聞く耳を持ちません。興奮したときに吠えるのを止めさせる良い方法があったら、どなたか教えてくださぁーい!!(悲鳴)

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