フィッシュ&チップスの国から警告
フィッシュ&チップスの国から警告
ロンドンでの安くて簡単に食べられる物というとフライフィッシュとポテトチップスの盛り合わせです。私はお魚は好きですが、どうもこのフィッシュ&チップスだけは一皿食べきれないんですね。胃がもたれてしまってうんざりなんです。
英国も多分に洩れず、愛犬に多食させている傾向があるようです。糖分と脂肪の摂りすぎだとか、一体どんな物をあげているんでしょうか?まさかフィッシュ&チップス?
チョコレートは犬にとっては危険な食品です。カフェイン、テオブロミンという物質が犬にとっては毒性があります。動物愛護の進んだ英国でまさかチョコレートをあげている飼い主がいるとは。
太めの愛犬はなんとも可愛いものですが、太らせ過ぎは飼い主の無知でしかないんですね。人も愛犬も適正体重を維持することが健康に繋がるそうです。
私事ですが、先月血液検査をした結果を今日聞いたのですが、中性脂肪がほんの少しオーバーそれ以外は健康とお墨付きをいただきましたが、もう少しやせなければ!自戒です。(2006/4/26)(LIVING WITH DOGS)
あなたの優しさがペットを殺す=エサやり過ぎに警告―英
【ロンドン24日】英王立動物虐待防止協会(RSPCア)は24日、飼い主がペットにエサをやり過ぎ、糖分と脂質を過剰摂取させていると警告した。同協会の獣医師デービッド・グラント氏は「太った犬は抱きしめたくなるほどかわいいかもしれない。しかし実際は、あなたの優しさが犬を殺しつつあるのだ」と注意を呼び掛けている。
同氏は「ペットにチョコレート、ポテトチップ、ハンバーガー、多量のペットフードなどを与え、自分は優しい愛情に満ちた飼い主だと思い込むのかもしれないが、ペットは脂肪腫、糖尿病、関節炎、高血圧、肝機能障害、皮膚病を患う恐れがあり、早死にする場合もある」と語った。
同協会が英国のペットの飼い主2300人を対象に実施した調査では、3分の1がペットは太り過ぎだと認め、特に猫の場合は半数以上が肥満と答えた。
また同協会によれば、ある男性はペットの犬に朝食として卵、ソーセージ、ベーコンを与え続けた結果、犬は太り過ぎて動けなくなってしまい、安楽死させざるを得なくなった。この男性はペットを飼うことを一生禁止されたという。
グラント氏は「動物は標準体重をほんの少し超えただけで、健康に問題が起きる」と指摘、「ペットが体重オーバーだと思ったら、直ちに獣医師に相談するように」と忠告している。 (2006/4/25)(時事通信記事より)