闘犬種の飼い主の不始末

闘犬種の飼い主の不始末

7月13日、最新情報では「被告は反省して遺族に謝罪し、社会復帰後は働いて損害賠償金を支払っていくと供述している」として情状酌量の判決となったようです。

このような飼い主は、二度と犬を飼ってはならないという判決も言い渡して欲しかったですね。
(2006/7/13)(LIVING WITH DOGS)


土佐犬が起こした咬傷事故でしたが、噛まれた状況がどのようであったかは全く判りませんので、状況を見ていましたが、飼い主が逮捕されたそうです。

闘犬種の犬と暮らすと言うことはそれだけでも覚悟が必要です。普段は穏やかでも、いざと言うときには歯を使って応ずるのが犬の習性です。これは闘犬種でなくともすべての犬に共通ではあります。
犬と暮らすことを、ただの飼い犬、外の犬舎で暮らすような状況では、犬と共に暮らしているとは言えません。共に暮らすということは寝食を同じ場所で共有することです。

共に共有するからこそお互いを知り、人と犬が同じ群の中でいることを認識します。

外飼いで、散歩の時だけが唯一の接触機会しかない犬にどうやってしてはならないことを教えられるのでしょうか?NO!と制御出来るのでしょうか?

飼い主が愛犬を社会に受け入れて貰おうと思うならば、同じ屋根の下で一緒に暮らさなければ同じグループの仲間である、家族であるとはならないのです。

庭が広いので放し飼いにしているから、犬にとっては最高の環境です、と言い放つ飼い主がいます。そんな飼い主は、犬と暮らしてはいないと断言します。

犬はそんなことを望んではいません。愛する人といつも一緒にいたいそれだけです。
(2006/5/12)(LIVING WITH DOGS)


土佐犬の飼い主逮捕=かみつかれた女性死亡−熊本
不注意から飼っている土佐犬を逃がし、かみつかれた女性を死なせたとして、熊本南署は10日、重過失致死容疑で熊本市内田町、無職江口茂容疑者(44)を逮捕した。飼い犬は体長1,5メートルの雄で推定4歳。以前にも、かみついてけが人を出し、近所から苦情が寄せられていたという。 
(2006/5/11)(時事通信記事より)

土佐犬にかまれ女性死亡 おりから飛び出す?
17日午後2時10分ころ、熊本市内田町の路上で、近くの無職永井ヤス子さん(79)が犬に首や肩をかまれ、搬送先の病院で死亡した。死因は失血死。犬は居合わせた住民がおりに追い込み、捕獲した。
熊本南署によると、かみついたのは土佐犬の雄で体長約1.5メートル。最近死亡した本来の飼い主の代わりに、近くの男性(44)がおりに入れて管理していた。
おりには鍵が付いていたが、当時施錠されていたかどうかは不明。同署が男性から事情を聴いている。
(2006/4/17)(共同通信記事より)

熊本の土佐犬事件:飼い主に執行猶予3年−−地裁判決 /熊本

飼っていた土佐犬が女性(当時79歳)を襲い死亡させたとして、重過失致死罪に問われた熊本市内田町、無職、E被告(44)の判決が12日、熊本地裁であり、一場康宏裁判官はE被告に禁固2年執行猶予3年(求刑禁固2年)を言い渡した。
判決によると、被告は4月16日午後4時ごろエサを与えた際、小屋(オリ)にカギをかけるのを忘れた。このため、土佐犬は翌日午後2時ごろに小屋から逃げ出し、通りかかった女性を襲って失血死させた。
裁判官は「被告は飼い犬が人に危害を加える可能性を認識しており、施錠を怠った過失は重大」と指摘。しかし「被告は反省して遺族に謝罪し、社会復帰後は働いて損害賠償金を支払っていくと供述している」と情状酌量の理由を述べた。(2006/7/13)(毎日新聞記事より)

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