愛するシバへ
愛するシバへ
愛犬がもしも寝たきりになったら、あなたはどうされますか? 犬は死を受け入れません。世をはかなんで死を望むなんてことはないのです。介護する飼い主さんの愛情があれば肢体不自由な犬でも楽しく暮らしていくことが出来るのです。脊髄疾病で四肢不自由になったシバから、飼い主さんは「生きる」ことの大切さを語っています。(LIVING WITH DOGS)
シバは非常にチャーミングな小さな子犬でした。私は彼女を家に連れて帰り、彼女に名前を付けました。”シバ”は私のとても大切な親友になりました。彼女はまったく忠実な犬でした。彼女は戯れ、誰もの心を引きつけるほどのかわいさを持った犬です。
しかし彼女は、最初から保護が必要でした。彼女はボール遊びが大好きでした。フットボール、テニスボール、様々なボールで遊びました。そんな数年は過ぎ、シバは年をとりました。大きなシェパードですから、私はもはや彼女を抱くことができませんでした。彼女は、今も走って遊ぶのが大好きです。私は彼女のために歌い、彼女は遠吠えをします。
ある日、私はシバの異常な歩き方に気づきました。あまりまっすぐに歩くという感じではありませんでした。彼女は左の後ろ足を引きずっていました。DM(脊髄疾病)がまもなく彼女を襲い、彼女はすぐに歩くことができなくなりました。
しかし、私は、シバに適切なケアをしようと決心していました。私は、シバのために車椅子をオーダーしました。彼女は、再び遊び回ることができました。
彼女の徴候が進むにつれ、麻痺も続きました。治癒の望みを持って私は彼女を専門家へ連れて行きました。彼らは言いました。「治療はありません。彼女を眠らせてください。彼女の生涯は短くなるでしょう。泣く事以外に何も手のほどこしようがありませんね。」
しかし、これは私が聞きたかった答えではありません。私は愛しいシバを助けるために独力で方法を捜しました。私の心はシバの寿命を伸ばすことばかりでした。
その2年後、DM(脊髄疾病)は進行し前足も効かなくなりました。しかし、シバの新しいカートのおかげで、彼女が散歩することができます。
彼女は、弱ってきていますが、美しい心を持っています。彼女の無条件の愛は掛け値無しです。彼女の目をのぞき込めば、彼女が生きることの偉大さがわかります。
彼女の微笑は私に「ずっとあなたを信頼しています… ボール遊びがしたいよ…」と言っているように感じます。
この話は私の最愛の友達である愛犬シバに対する治療法模索の実話です。シバは1999年の7月に退廃的な脊髄障害と診断されました。1999年8月に酸化防止剤の高用量から成る治療を始め、背の椎弓切除手術を受けました。まだ前脚が使えるので、私たちは彼女に車椅子を注文しました。彼女は、私の他の2匹の犬、ジェリーリーとトラブルと一緒に庭や至る所で遊び回ることができました。しかし、シバは再び歩くことはできませんでした。病状によって車椅子を換えて行きました。
そして、私はシバの治療法を調査しました。彼女は、四肢麻痺患者ですが、彼女はフットボールで遊ぶことをが大好きです。彼女はボールをトスし、それをキャッチすることができます。彼女は、私が歌い、ギターを演奏するのを慶んで聞いています。現在は寝たきりの状態でもお散歩が出来るタイリフト(Ty-lift)を使っています。
私は彼女を心から愛しています。彼女のために何でもしてあげたい気持でいっぱいです。
もしも、同じ様な病気と戦っている犬と飼い主さんがいらっしゃったら、私の体験的な事をお話しすることができます。
(13 Oct 2001)(Ms Deborah Kazsimer, U.S.)
SHEBA, MY QUADRIPLEGIC DOG
(Pictures are used by permission from Ms Deborah Kazsimer)