猫さんの心が温まるニュース

猫さんの心が温まるニュース

近ごろは、虐待された猫、無責任な飼い主による100頭の猫、などと悲しい話ばかりでしたが、とっても素敵な記事を見つけました。

日本のみんなが、この人達のように優しければ、虐待や捨て猫がなくなるのに。
こういう記事が増えていくと良いですね。(2006/5/25)(LIVING WITH DOGS)


広島で子猫救出劇に3時間 

「ハンドルの裏あたりから猫の鳴き声が」−。Aさん(47)の一声で小さな命の救出劇が始まった。24日午後6時ごろ、同社駐車場のトラック。子猫2匹がダッシュボードの中に紛れ込んだのが見つかった。市消防局員も加わり助け出したのは3時間余り後。「よかった」。笑顔が広がった。
この日朝、駐車場に止めていたトラックのそばで2匹の猫をNさん(32)が見つけた。車に乗せて現場へ。だが、仕事を終えて戻ってみると姿は消えていた。社に戻ると、か細い鳴き声が。
「ミャーミャー」。いつの間にか、メーターパネル裏に隠れたらしい。「助けなければ」。Aさんの提案で社員約10人が集まった。約1時間後、Tさん(34)がクラッチペダルのすき間から手を伸ばし1匹の猫を助け出した。しかし、もう1匹が出てこない。鳴き声も止まった。不安になった荒井さんは消防局に助けを求めた。
市西消防署員5人が救助に加わった。「トラックに穴を開けてもかまわない」。荒井さんの訴えに署員らは部品を取り外し、手を伸ばす。「そっちにいったぞ。抑えろ」。懐中電灯で照らしながら逃げ回る猫を追いかけ、午後9時20分、無事助け出した。
「これだけ手間をかけると、産んだような気になるね」。署員や社員らは大喜び。2匹とも体長約20センチ。社員のNさん(55)がひとまず引き取ることが決まり、よほど安心したのか、与えられた餌に飛びついた。
(2006/5/25)(中国新聞記事より)

 

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