離婚したら愛犬はどちらに?
離婚したら愛犬はどちらに?
わが家の犬が幼い頃、いつも公園で一緒に遊んでいたワンちゃんが、両親が離婚しご主人が犬を引き取りました。しかしその後、風の頼りでご主人は再婚し、犬はかわいそうに里子に出されたと聞き悲しい思いをしたことがあります。
スペインで離婚したカップル間で、愛犬を巡って訴訟があったそうです。
愛犬はゴールデン。そこまで二人に愛された犬は夫婦のかすがいにならなかったのでしょうか。犬は両親がはなればれになって悲しい思いをしていると思います。
だけど、このカップルは愛犬を子供のように接していたのでしょう。
裁判所は子供と犬を同様に扱ってはならないといさめたそうです。なぜ非常識なんでしょうかね。家族としての犬の地位がまだスペインでは確立していないのでしょうか?(2006/6/3)(LIVING WITH DOGS)
離婚カップル、愛犬の面会で訴訟 常識をと裁判所
マドリード――スペイン・カタルーニャ自治州の上級裁判所は2日、離婚した夫婦による「愛犬」との面会をめぐる論争は、子供との再会時間を割り当てるような問題と同列に扱われるべきではない、との判断を示した。
離婚したカップルのペット犬訴訟で下した見解で、「このような法廷論争は極めて珍しい。常識で考えた場合、裁判所へ持ち込まれるような問題ではない」と2人をいさめた。
訴状などによると、元夫は当初、元妻から愛犬のゴールデンレトリーバーとの面会を認められていた。しかし、その後、拒否されたことから提訴。第一審は男性の権利を認め、時間を設けて会わせるよう命じていた。女性側が控訴していたらしい。
上級審は、第一審について「離婚で、ペットを子供と同様に扱うべきとの前例を残すことになる」と批判していた。
(2006/6/3)(CNN記事より)