日本のガン探知犬
日本のガン探知犬
飼い主さんの匂いを嗅いでおかしな行動をした愛犬から、初期癌を発見出来たという事実が以前アメリカでありました。
今日、何気なくTVを見ていましたら、「ガン探知犬」を紹介していました。その内容を少しご紹介しますね。
ガンに匂いがあると言うことは医学的には常識的なことだそうですが、その匂いを解明するまでには至ってないようです。
千葉県の佐藤トレーナーは、犬の嗅覚でガンを発見する研究をしています。犬はラブラドール4歳のマリーンです。
病院から譲ってもらった、肺ガン患者の息、健康な人の息、明海大学犬の嗅覚研究者外崎教授の立ち会いの元で、見事にかぎ分けました。
日本では、病院のしがらみがあり、なかなか初期癌の患者の息(サンプル)が手に入らないそうです。
世界的に犬による早期癌の発見の研究が進められているようです。
英国は王立ヒアリング・ドッグ・センターが研究をしています。
医学の一部として医者が研究を行っており、探知犬として訓練されているのは8頭だそうです。主に、膀胱癌の早期発見の研究だそうで、尿はサンプルとして採取しやすいことからだそうです。
また、ある企業が佐藤トレーナーとマリーンの協力を得て、乳癌を体臭で判別する機械を完成しました。かなりな高い確率で初期癌が発見されているようです。ただし、監督官庁での医療器具という認可はまだと言うことです。
日本の医学界ももっと窓口を広げていただければと思いますね。
(2006/6/11)(LIVING WITH DOGS)
<ご参考>
OJPC福祉犬育成協会
ピクセン
TBS「夢の扉」