携帯電話を使う犬ベルちゃん!!

携帯電話を使う犬ベルちゃん!!

人を助ける犬はたくさんいますが、先日は癌の探知犬の話題がありました、てんかん発作を事前に知らせる犬もいました。
日頃飼い主さんと共に暮らしているからこそ異変を感じられるんですね。

今回の犬は、発作を事前に予知するだけではなく、飼い主さんの緊急時に携帯電話を使って救急隊を呼び、飼い主さんを窮地から助けた犬です。

携帯電話のボタンを押すのって人でも間違えやすいのに、良く覚えましたよね。
究極の介助犬だと思います。この犬、実はペットショップで2回も返却されたダメ犬だったそうです。ダメな犬なんていないことを証明してくれましたね。良い飼い主さんに出会ったからこそ、素晴らしい犬に育ったんですね。(2006/6/20)(LIVING WITH DOGS)


米のビーグル犬 人命救助で表彰 飼い主発作 携帯で通報

携帯電話を使って、人命救助を行った人を表彰する「VITA(命)サマリア人賞」が、携帯電話で飼い主の異常を通報したビーグル犬に贈られることになり、その表彰式が19日、ワシントン市内で開かれた。この犬はかつて、ペットとして落ちこぼれだった。

この賞は、米携帯電話業界が運営する「ワイヤレス財団」が人命救助などへの対応に携帯電話を役立てた人に毎年贈っている。今年は、人間以外で初めて、フロリダ州オーランドに住むケビン・ウィーバーさん(34)の飼い犬、ベル(メス3歳)の受賞が決まった。

ベルは今年2月、糖尿病の発作で意識不明となったウィーバーさんの携帯電話から911に通報。救急隊員は犬のほえ声から緊急事態を察し、ウィーバーさんを病院に搬送した。血糖値が急激に低下、極めて危険な状態だったという。

ウィーバーさんは2年前ペットショップで、二度も購入客から“返却”され、ダメ犬の烙印(らくいん)を押されかけていたベルを引き取った。

慢性糖尿病に苦しんでいたウィーバーさんは、ベルに、飼い主の鼻筋をなめて糖尿病患者が排出する「ケトン」をかぎ取って飼い主に警告したり、発作の際は、ウィーバーさんの携帯電話にある「911」の短縮番号「9」をかむよう、訓練を受けさせていた。

受賞についてウィーバーさんは取材に対し、「ベルとは目に見えないきずなで結ばれていたんだと思う。ベルを誇りに思う」と語った。(2006/6/20)(西日本新聞記事より)

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