愛犬の歯磨きしてますか?
愛犬の歯磨きしてますか?
わが家の犬は8歳の時に歯科専門医に行って歯磨きの仕方を懇切丁寧に教わりました。その後亡くなるまで、彼女の歯は美しく保ちました。歯はやはり健康の源ですね。
「犬の歯磨き教室」という記事がありました。愛犬が楽しく健康に老いるように、是非皆さんも歯磨きをしてあげて下さい。
犬は骨が好きってホント?
(2006/7/17)(LIVING WITH DOGS)
「犬の歯磨き教室」
◇ペットの健康維持のためにも
「犬の歯磨き教室」では、ミ・サ・キ・動物病院(杉並区高井戸東)の西依三樹院長がペットの健康維持のために必要な歯の磨き方や、歯石がもたらす病気について、わかりやすく説明をした。主な内容は次の通り。
犬の歯は人間より弱い。犬の寿命は15年ほどなので、平均寿命が75年ほどの人間とは5倍の差がある。犬の歯のエナメル質も人間の5分の1の厚さしかない。だから犬の歯は欠けやすく、日ごろのケアが大事だ。
犬は歯こうが歯石に変わるのが2〜3日と非常に早い。だから1日おきに歯を磨いてあげてほしい。ただ、犬は顔の周辺を触られるのを嫌がるので、飼い主なら大丈夫なように慣れさせることが必要になる。生後6カ月までの子犬であれば、口の中に飼い主が指を入れられるようしつけをすることが大事だ。
ただ、熱心な飼い主になると、生後6カ月以内でも歯磨きをする人もいるが、それはやめた方がいい。犬の歯は6〜7カ月で永久歯に生え変わるので、永久歯が乳歯の下にある状態で乳歯を磨くと、犬はとても痛い思いをする。
3歳以上の犬を飼っていて、定期的に動物病院で歯石を取っている方は、ブラッシングしてほしい。しないと歯肉炎などを起こしやすくなる。特にチワワ、ポメラニアンなどの小型犬を飼っている方は要注意だ。小型犬は歯と歯が密接していて歯石がたまりやすい。歯石を取っていなければ動物病院で取ってほしい。
人間と同じようにブラシが届かないところがないようにするのがポイントだ。唇をめくり、歯肉と歯のすき間を乳幼児用の小さなブラシで磨いてほしい。
歯石を取らないと歯が折れ、折れた所から菌が入り込むことがある。中には患部がうみ、あごが使えなくなることもある。犬は痛みに強く、痛がるそぶりを見せないので、変な食べ方をするなどのそぶりを飼い主が見つけてあげること大事だ。
(2006/7/17)(毎日新聞記事より)