狂犬病ワクチンの接種は義務です。
狂犬病ワクチンの接種は義務です。
日本では、狂犬病は半世紀発症していませんが、それは、狂犬病予防法がしっかり定着したからとも言われています。
狂犬病は何も、犬だけから広がるのではありません。コウモリ、アライグマ、キツネ、エキゾチックアニマル等も感染源となります。
日本の飼い主さんに警告です。
どう考えても、これまでの半世紀、まぐれで?偶然ラッキーが重なって狂犬病が発症していないとしか思えません。
小型犬〜超大型犬の飼い主さん、愛犬の狂犬病ワクチン実施していますか?
近ごろ、地方自治体への届け出もしない、狂犬病ワクチンも接種していないという犬達が増えています。そのような犬達は、もしも日本で発症したら、まず最初に殺処分される危険性がありますよ。
お隣の国では、狂犬病を発症し死亡した人が出たために、犬の大量殺処分が行われました。狂犬病は、発症したら死ぬしかありません。
日本でも、感染者が出たら?このような事態になる可能性は非常に高いことを飼い主さんは知らなければなりません。必ず地方自治体に登録し、ワクチンを接種することです。
愛犬を守れるのはあなただけですよ。
(2006/8/1)(LIVING WITH DOGS)
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犬5万匹近くを一斉処分 狂犬病対策で中国
【北京31日共同】中国雲南省の牟定県政府は31日までに、狂犬病対策で軍用犬を除く県内の犬約5万匹の一斉処分に乗り出し、90%以上を殺したことを明らかにした。中国各紙が同日報じた。
雲南省の地元紙「生活新報」によると、同県当局は4月以降、県内で住民3人が狂犬病で死亡した事態を重視。公安局長をトップとした犬退治専門のチームを組織、処分に着手した。飼い主への補償金は1匹当たり5元(約72円)。当局者は「適切な措置だ」と話している。
同チームは飼い主が散歩に連れ出した犬やマイカーに乗せられた犬などを徹底的に“摘発”。「この犬は家族の一員。見逃して」と泣きながら哀願する女性飼い主の前で、愛犬がこん棒で殴り殺される様子などを各紙は伝えている。(2006/8/1)(共同記事より)
狂犬病防止で犬5万匹を一斉処分…中国・雲南省牟定県
【北京】31日付の中国各紙によると、中国雲南省牟定県の県政府が狂犬病による人の犠牲を食い止めるためとして、7月25日〜30日の間、警察・軍用犬を除く県内の犬約5万匹を残らず殺す一斉活動を行った。これまでに90%以上の犬が殺されたという。
同県では4月以来、3人が狂犬病で死亡。その後も犬が人をかんだとの情報が相次ぎ、県政府は、公安局長をトップにした「打狗(犬退治)隊」を組織、厳しい「犬狩り」を行った。
街頭でペットを殴り殺された女性がいた。車の検問で見つかった犬は、その場で殺された。安楽死させられた犬もいた。飼い主には、1匹5元(約70円)の補償金が支払われたという。
県当局者は31日、本紙に対し、「狂犬病の深刻さも知らず、残酷と言う人がいるかもしれない。我々は民衆を守るため、(犬の処分を命じる)文書を出したのだ」と語った。
(2006/7/31)(読売新聞記事より)
イヌ5万匹を処分、狂犬病予防で 中国・雲南省
上海──中国南西部・雲南省の牟定県で、狂犬病の流行を防ぐためとして、行政命令によりイヌ5万匹が処分された。上海日報が1日、地元紙の報道として伝えたところによると、イヌの殺傷処分は5日間続き、警察犬や軍警備犬を除いたイヌが、処分されたという。
同紙によると、飼い主と一緒に歩いていたイヌも、その場で叩き殺された。ある村では、夜間に処分者らが物音を立て、イヌの鳴き声から居場所を突き止め、処分したという。
報告によると、人口約20万人の牟定県では今年、約360人がイヌにかまれて、うち3人が狂犬病で死亡。亡くなった中には、4歳少女も含まれていた。
牟定県の保健当局者は、狂犬病被害者の数をふまえて、「狂犬病の流行を防ぐため、イヌの処分を決めた」と話している。
中国国内ではここ数年、狂犬病の被害が増加傾向にある。中国疾病予防対策センター(CCDC)によると、狂犬病による死者は2004年、報告されているだけで2651人に達した。昨年の被害報告は、まだまとまっていない。
CCDCは、狂犬病被害が増加した原因について、イヌを飼う人が増えたことを挙げている。特に、農村部では7割近い世帯でイヌを飼っているが、狂犬病の予防接種を受ける割合は依然として低く、わずか3%にとどまっているという。 (2006/08/01)(CNN/AP記事より)