アメリカ版<お宿の看板犬>
アメリカ版<お宿の看板犬>
アメリカで犬と泊まれる宿というと、つい最近まで、いわゆるモーターインだったり、大型ではチェーン系のホテルだったりなんですが。時代の移り変わりなんでしょうか、ペットと暮らす人達が増えてきて、少しづつですが、普通のシティーホテルがペットの受け入れをはじめました。
日本はというと、東京には犬連れを可としている大型ホテルはまだ数件しかありません。それも小型犬のみです。
日本の犬と泊まれるお宿には、必ずと言っていいほどお宿の看板犬がいますが、アメリカの老舗ホテルに看板犬が登場しました。日本の真似をしたのでしょうかね。
日本も大都会の東京のホテルに、大型犬を伴って泊まれるようになると良いですね。そのためには飼い主のマナー意識の底上げが必要だと思いますが、どうでしょうか?
アメリカ、ボストンのホテルの看板犬は、リタイアした盲導犬だそうです。
(2006/8/2)(LIVING WITH DOGS)
「犬の接客係」が登場、米ボストンの老舗ホテル
ボストン――米マサチューセッツ州のボストン市内のコプレイ・スクエアーにある1912年創業の老舗(しにせ)ホテル、ザ・フェアモント・コプレイ・プラザがこのほど、3800万ドル(約44億円)をかけた改修工事を終えた。しかし、注目を集めているのは豪華なルネサンス様式などの内装ではなく、4つ星ホテルのロビーに「改修計画の目玉」として登場した「犬の接客係」だった。
同ホテルによると、犬好きにはたまらないこの「接客係」はケイティ・コプレイという名前の犬で元々は盲導犬だった、体重約30キロの黒のラブラドールレトリバーで、2年前に同ホテルが「接客係」として「スカウト」して来た。ケイティの世話役を務めるコンシェルジェ長のジム・ケアリーさんによると、今年12月で満4歳となるケイティは、白内障を患い、接客係への「転職」が決まったという。
ケイティは自分の名刺や電子メールのアドレスを持ち、ロビーで宿泊客らを歓迎する業務に就いている。宿泊客が連れてきたペット犬の相手や、時には宿泊客のお散歩のお供も。
犬の専門誌にも取り上げられ、今ではすっかり有名になり、ボストン市内観光ガイドの説明にも登場する。来春には、ケイティ「自筆」のミステリーの本(ただし共著)まで出版される予定だという。
ホテルの支配人は、「ケイティは、これまでの顧客サービスで最も成功したケース」と自慢している。
(2006/7/28)(CNN/AP記事より)