テーマパークの閉鎖による大量放棄

テーマパークの閉鎖による大量放棄

お願い:物資の援助はしばらく様子を見て下さい。(たくさんの方々の愛の贈り物いただけたようです。)2006/10/3

動物愛護法改定による登録制の規制が功をそうしてかぞくぞくとブリーダーの廃業が起きている。日本中に廃業したブリーダーからの遺棄犬があふれかえっている状況だ。

日本各地にある犬や猫のテーマパークは、見込まれる集客は得られず、結局は、破綻している。

広島に2003年にオープンしたテーマパークはたった2年で案の定閉鎖。(2005年6月)

この9月初旬、愛護団体の介入で、動物虐待の事実が指摘された。残された犬達は480頭。1ヶ月もフードが絶たれている状況であった。

9月26日、警察、動物管理センターの立ち入り調査が入り、動物虐待と立件され、愛護団体がレスキューに入った。480頭の命はどうにか手が差し伸べられた。
この経営者への法的な罰則はどうなるのか?二度と動物で稼ぐことが出来ないようにして欲しいものである。
レスキュー団体:アーク・エンジェル 

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動物愛護法の改定で、生体を扱う業者は登録制となった。

繁殖業者様へ

まともなブリーダーは、種雄数頭、雌犬数頭を抱え、雌犬は生涯で多くても3回の出産である。すべての犬の畜犬登録と狂犬病ワクチンの接種、混合ワクチンの接種、と犬達の医療費、食費、インブリード、ラインブリードだけではなく海外から輸入した犬とも掛け合わせ、血が濃くなり過ぎないようにする。犬種の維持をはかるための費用は複数頭の成犬を持つブリーダーにとって、その経費は高額になるのは当然である。犬の繁殖だけで食べていけるブリーダーはほんの僅か、希少価値と言われる犬を繁殖するブリーダーだけであろう。
実際に、健康的で遺伝性疾患をクリアした両親犬で繁殖をと考えると、子犬の値段は高額になってしまうのである。しかし、良心的なブリーダーは赤字を覚悟で良い飼い主をさがしている。犬の繁殖は儲かる仕事ではないのである。
これまでの産ませて増やせば金になった時代はもう昔の話し。犬の繁殖業は成り立たなくなってきた。経費がかかり、繁殖場の不備は虐待と見なされる。だから、もう繁殖して子犬を売るのを止めようではないか。
地域住民から、臭い、うるさい、虐待行為だと警察、保健所に通報されてその土地に住めなくなってしまうのはもうすぐ、もしかしたら明日、通報されるかも知れない。
(2006/9/27)(LIVING WITH DOGS)

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