14年ぶりの子育て (1)子犬を迎える

子犬を迎える

わが家は愛犬を4月に失ったのですが、もうそろそろ次の子を迎えないとトレーシーに申し訳ないのではと思えるようになりました。
次の子を育てながら、亡くした子を思う。まさかほんとうにそんなことが出来るとは思いませんでした。トレーシーが色々と教えてくれます。トレーシーの時はこうだった、だけどこの子は?とすべてにトレーシーの見本があります。まるでトレーシーと共に子育てをしているようです。
トレーシーとの想い出を交えながら子育て奮闘記を連載しますね。

次の子を迎えるに当たって、色々と考えました。

1. レスキューしたGRを迎える(成犬)
この場合、過去を持った犬で、虐待を受けている可能性があり、トラウマを持っている。持病があるかも。しかし長生きできるか?というと不安な一面がありました。迎えたはいいが、病気ですぐに他界。またもや悲しい思いをする羽目になります。実際に友人にもしも里親を探しているGRが出たら候補にとお願いしていました。2頭目はレスキューした子を迎えましょう。

2. 全く違う犬種を迎える (子犬又は成犬)
例えば私達夫婦の体力の減少を考慮して中型犬を迎える。トレーシーを亡くした直後はGRを直視出来ませんでした。町を歩いてもGRの姿を敢えて無視するような状況でした。
ならば、違う犬種を迎える方が良いのではないかと思いました。

しかし、時が経っても、心の扉は一向に開きません。愛犬を失った人でなければ理解できないかも知れませんが、ずーっとトンネルの中にいるようでした。友人の愛犬シンディーの急逝から、トレーシーが私に次の子を迎えたら?と言っているように思いました。一刻も早く次の子を迎えないとならないと思えるようになったのです。

そこで、「GRを失った穴は、GRでなければ埋まらない」誰が言った言葉か忘れましたが、確かにそうなんですね。
トレーシーのいない今を埋められるのは、トレーシーによく似たGRの女の子でなければならない。

そして、心身共に健康でなければならない。
特に母親は健康で、様々な遺伝性疾患をクリアしている犬でなければならない。

そうやって見つけた子犬です。

わが家に生後62日で迎えました。
名前は、マリヤです。

(2006/10/4)(LIVING WITH DOGS)

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