14年ぶりの子育て (6)カミカミ大好き

カミカミ大好き

トレーシーがカミカミで私達の衣類をボロボロに裂いた時期は楽しい思い出になっています。その頃は、夜、ワインを飲みながら、トレと遊んでいましたが、もっと遊びたいというトレーシーの要求は私達のパジャマを何着も裂きました。Tシャツ、トレーナー、ズボンはもちろんです。そのボロボロのパジャマはその後、何年も着ていましたが、最後の穴あきパジャマをつい最近ゴミ箱に捨てたばかりでした。

マリヤの乳歯は鋭く、歯がかゆいのか甘噛みをしますが強くは噛みません。兄弟と遊んでいて噛み方を自然に学んでいるんでしょう。
でも私の手や足をかちかちと噛まれると痛いです。トレーシーの時を思い出しながら、手を噛もうとしたら、手のひらをげんこつにして口の中の奥に入れます。噛もうとしても噛めません。足首狙いにはNOということしかできませんけど。

トレーシーは留守番が長かったので、夜や休日に集中してやってはいけないことを教えたのですが、犬はもともと家具の下やソファーの裏に潜り込むのが大好きです。
そしてそこにちょうど歯が当たるとカミカミの衝動にかられます。
トレーシーが、お留守番の時、私達が出ていったドアの前に伏せして帰りを待っていました。そのとき口に当たるドアのサンや、巾木、ドア枠をガチガチとしました。
これには怒りたくても怒れませんでした。彼女は寂しくてガチガチしてしまったのですから。子育て中の勲章と思って、懐かしくこの子が噛んだ後を今も残しています。

さてマリヤは、やはりトレーシーと同様に家具の下やソファーの裏が大好き、そしてコンセントの類に興味を持っています。
ちょうど歯がそこに当たると思わずガチガチしそうになります。しようとした瞬間に「NO!」で止めさせ、その場からマリヤを離します。オシッコ、ウンチをトイレでちゃんと出来たら、そして座れ、待てが出来たら、もちろん毎回「良くできたね〜!!」と誉めてあげます。
毎日の暮らしの中で、どうしてもNOの連発になってしまいがちですが、出来るだけ誉める機会をたくさん作って、誉めながら、やってはいけないことをその度に教えていくことが大切だと思うのです。当然のことですが、また私達の衣類はボロボロに!パジャマが穴あきパジャマになっています。生後93日体重11Kg。
(2006/10/23)(LIVING WITH DOGS)

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