14年ぶりの子育て (3)食欲のある子犬であってほしい

食欲のある子犬であってほしい

トレーシーを迎えた頃、私達夫婦は共稼ぎでした。金曜日に迎えて、土日を二人で見て、私が5日間夏期休暇、翌週、主人が5日間の夏期休暇で計17日間、べったり面倒を見ることが出来ました。しかしその後は、私が会社をお昼に抜け出して自宅に戻り、トイレとご飯をあげることを2週間続けました。しかし、とっても大変でした。

まず、トレーシーはおなかが弱く、いつも下痢状態でした。そして食が細くて、ご飯を前にしてもがつがつと食べてくれません。

会社に行かなければならないのに、なかなか食べてくれないので、処方食の缶詰とふやかしたドライフードを混ぜて、お団子にし、口の中に無理矢理入れて食べさせるような毎日でした。

大型犬の子犬が、食が細いなんてまるで信じられないような現実でした。

マリヤを迎えるにあたって、ブリーダーさんにこの子は食欲はどうですか?とまず最初に聞きました。「兄弟の中では良い方ではありません。」とちょっと心配。

おなかの具合はどうですか?「良好ですよ〜!」

わが家に来た当日も、とっても良いウンチをしてくれました。1日に何度もするウンチですが、ゆるいウンチも中にはありますが、大体がしっかり形のある良いウンチをしてくれます。

フードは念のためブリーダーさんが食べさせていたフードです。手作りスープ(かぼちゃ、人参、大根、ブロッコリー、オクラ、お魚、鳥のささみ、茹でてマッシュ。どろどろのポタージュスープにします)をふやかしたフードにかけてあげます。そこに、DNA核酸、オメガ、(トレーシーが食べていたサプリメントをそのままあげています)、ミルクをトッピング。ちょっとウンチがゆるいとビオフェルミンをあげます。
食い付きは確かにあまり良くはありませんが、遊び食いをします。ちょっと食べて他に気を取られて、また食べ始めます。こちらが急がない限り、のんびり食べれば良いと問題なし。お団子にして食べさせると全部食べます。お団子にするのは止めましょう。この子はお団子にしなくても充分食べてくれるから。

子犬を育てるときは、夫婦共稼ぎでももちろん出来ますが、わが家はとっても苦労しました。また子犬にとってもあまり良い状態だったとは思えません。今、トレーシーに心から許してねと言えます。

マリヤにはそんな思いをさせないで、すくすくと育ってもらいます。マリヤはトレーシーの時とは全くと言って良いほど、楽な子犬です。生後66日9月20日 マリヤの体重7Kg。
(2006/10/11)(LIVING WITH DOGS)

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