広島ドッグパーク関連 譲渡会ではたくさんの犬達が里親さんに出会えたようです。まだ180頭の犬達が残っています。ただ残っている犬達は健康的に問題のある子が多いと思います。 やっと刑事告発をするという記事がありました。 不思議なのは、ひどい環境で、あのようにやせ細っている犬達を前にして、餌や水を与えていなかった訳ではないと管理責任者が言っていることです。 動物愛護法に、虐待の定義がないことがこのような言い訳を言わしめるのでしょう。 英国、ドイツの動物愛護法は、暮らす環境から、居住の広さまで、細かく決められています。日本の動物愛護法にも、虐待の定義を是非導入して欲しいと思います。 この業者はとりあえずは廃業はしたけど、当然のことですが、動物虐待の処罰は受けなければならないでしょう。また、二度と生体を扱う仕事は出来ないようにしなければ、またどこかで同じような仕事をはじめると思います。他の県で、また動物取扱業の登録を受けるようなことのないよう規制して欲しいと思います。(2006/10/28)(LIVING WITH DOGS) 「ひろしまドッグぱーく」問題:動物愛護法違反容疑で、管理責任者を刑事告発 /広島 ◇大阪の団体 佐伯区湯来町白砂の「ひろしまドッグぱーく」(昨年6月閉園)で、約500匹の犬が十分な世話を受けずに衰弱していた問題で、犬の世話を引き継いだ大阪市の動物愛護団体「アークエンジェルズ」(林俊彦代表)は27日、これまで犬の管理をしていた業者「ドッグプロダクション」=既に廃業=の管理責任者を動物愛護法違反容疑で、県警生活環境課に刑事告発した。林代表は「今回の事件を教訓に動物虐待を見過ごさず、犯罪として厳しく処罰してほしい」と話した。 告発状によると、責任者は管理する犬552匹に、必要なえさや水を与えないなどして十分に管理せず、うち40匹を餓死させ、残り512匹も栄養失調状態にするなどして虐待したとしている。同課は「内容を検討しないと、正式に受理はできない」と応えたという。 また同団体は同日、広島市に対し、告発と同団体やボランティアへの財政支援を求める要望書を提出した。同市はこれまで、「まったくえさを与えなかった訳ではなく、虐待には当たらない」として告発していないが、林代表は「健康に管理できる水とえさを正当な理由もなく与えないのは虐待だ」と述べた。 同団体には全国から5000万円以上の寄付金が集まっているほか、同市や県警などに対し、厳しい処分を求める嘆願書が26日現在、約17万人分届いているという。譲渡会を開いた結果、同施設には現在約180匹が残っており、同団体はすべての犬が譲渡されるまで活動する方針。(2006/10/28)(毎日新聞記事より) |