レスキュー現場に贈る物資
レスキュー現場に贈る物資
全国から、餓死寸前の犬達にとドッグフードを送って下さったたくさんの方に、ドッグフードを送る場合の注意事項があります。
未開封の新しいフードを送りましょう。
LIVING WITH DOGSに愛犬を亡くしたけど、残ったフードをどこかに寄付したいというメールが来たりします。
開封していないフードでしたら問題なく受け取ってはもらえますが、開封したフードは酸化が進んでいたりと、餓死寸前の犬達には不向きです。
元気な犬ならば、少しくらい酸化したフードでもおなかを壊しませんが、この子達は体力も免疫力も最低な状態で、どんなフードでも受け入れられるような身体ではないのです。
レスキュー現場の倉庫の片隅に追いやられ、捨てられるゴミとしかならないことを知って下さい。
また、大型レスキュー現場には、フードメーカーからの現物寄付もあります。新しいフードが揃えば、開封された酸化した怪しいフードは当然ながら廃棄処分となります。
以前、わが家も、友人の猫さんが亡くなり、お見舞いにお花を贈ったところ、この子が食べていた開封されたフードをお返しにと持ってこられたときには唖然としました。
なぜならば、わが家の猫達は20才の高齢、食べられるものは少なく、それもかなり好き嫌いがあり、その場で、いただいてもゴミになるだけとは言えずに受けとりましたが。
決して、開封したフードは贈ってはいけません。ご迷惑になるだけであることを認識しましょう。(2006/10/29)(LIVING WITH DOGS)