広島ドッグぱーくのその後

広島ドッグぱーくのその後

TVのニュースでもう皆さんは知っていることと思います。
500頭近い犬達が、最悪な環境で充分なフードもなく餓死するのを待っているような状況でした。
このような犬を見世物にするようなビジネスをはじめた動物プロダクション、そして土地の所有者は、動物愛護法での違反者であり罰則をされなければなりません。
そして二度と同じようなビジネスを出来なくすることが求められます。これまでもある地域で告発されても、他の土地に移って、またもや多頭飼育し遺棄する業者は後を絶たないのです。

どうにか広島警察が捜索に入りました。なぜもっと素早く入らなかったのでしょう。

また、あるTV局で、レスキューで入った愛護団体を糾弾する報道がありました。
愛護団体代表の寄付金使用の疑問、土地所有者への恐喝などを取材しています。

何が問題かと言うと、レスキューを行う団体は、まずは寄付金の会計は第三者に委ね、会計報告を速やかに行うことです。

これからまだ出る大規模テーマパークの崩壊時に、ボランティアに参加したくない、寄付したくないと考える人達が出てしまうとしたら残念ですね。助けられる命もマンパワーと寄付金なしでは助けられないからです。

本来の目的はなんだったのかをもう一度考えてみましょう。

500頭近い犬達を生きているうちに助けることです。

この愛護団体がもしも入らなかったら、この犬たちはもっと餓死していたでしょう。
そして重要なことは、たくさんのボランティアのおかげでこの大きな目的を見事に達成できたことを忘れてはなりません。
そして、このような大規模レスキューは、これからまだまだ起こるのです。
(2006/12/14)(LIVING WITH DOGS)


<ドッグぱーく>動物愛護法違反容疑で捜索 広島

昨年閉園した広島市佐伯区の犬のテーマパーク「ひろしまドッグぱーく」で、約500匹の犬が十分な世話を受けられずに衰弱したとして、広島県警生活環境課と広島西署は14日、動物愛護法違反の容疑で同園の事務所などを家宅捜索した。
同園の管理を引き継ぎ、犬の世話をしている大阪市の動物愛護団体「アークエンジェルズ」(林俊彦代表)が、犬を飼育していた業者の管理責任者を同法違反容疑で10月下旬に告発していた。
(2006/12/14)(毎日新聞記事より)

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