伊豆高原犬のテーマパーク経営破綻
伊豆高原犬のテーマパーク経営破綻
東京世田谷にあった「いぬたま・ねこたま」と同経営の伊豆高原ドッグフォレストが経営破綻したようです。
一時期の末松産業の勢いはものすごく、21世紀のペットビジネスの先進として好き放題にビジネスを広げていきました。
世田谷を閉園したのは昨年、閉鎖の理由は遊休地の別利用とのことでした。
ドッグフォレストは、案の定ですが思うように集客は伸びなかったようです。
300頭もの犬達がいるようです。このパークでは当然ながら生体販売もしていました。
この犬達につけられた血統書は、親子関係しか判らないような信頼性の全くない紙切れでした。
とにかく破綻したことは喜ばしいことでしょう。犬達のケアは管財人が見ると言ってますが、どうでしょうかね。
徐々に従業員も減っていくことでしょう。伊豆は暖かい地域ではありますが、この冬を無事に超せることを祈りましょう。(2006/12/22)(LIVING WITH DOGS)
犬のテーマパーク経営破たん 伊東市 静岡
伊東市で犬のテーマパークを運営する会社の経営が行き詰まり、園内に約300匹
いる犬の扱いが今後問題になりそうです。
問題の施設は、伊東市八幡野にある「伊豆高原ドッグフォレスト」です。この施設を運営していた神奈川県川崎市のペット事業会社「エムケースエマツ」は、19日、東京地方裁判所に破産手続きの開始を申請し受理されました。
ドッグフォレストは2003年5月オープンしましたが、入園客は目標の半分の年間10万人どまりで、この赤字が「エムケースエマツ」の経営破たんにつながった形です。負債総額は21億4000万円です。
現在、園内では約300匹の犬が飼育されています。「エムケースエマツ」の破産管財人も「当面事業を継続し、並行して事業を引き継ぐ会社を探すが、引き継ぎ先が見つからなくても残された犬の管理には私が責任を持つ」と話しています。しかし、住民の中には先行きを心配する人もいます。伊東市では、過去に元ペンショ
ンで250匹の犬が十分な管理もなく飼われ、騒音や悪臭、里親探しで大騒ぎになったこともあるだけに住民の不安は根強く、この問題はしばらく尾をひきそうです。
SBSテレビ夕刊
(2006/12/21)(SBSTVより)