瀕死の犬猫を見たらどうする?

瀕死の犬猫を見たらどうする?

もしもあなたが、交通事故で瀕死の状態の犬や猫を見たらどうしますか?真っ先に助ける人、もしも助けたらこの動物の面倒をずーっと見なければと思う人、医療費がと思う人、そして無視をする人。
人が小さな動物の命を守ることは、当然のことだと思いますが、なかなか現実には手が出せないのでしょう。
これまで、LIVING WITH DOGSに訪れて下さる方々は、息も絶え絶えの犬が助けを求めていたら、自然に手が出てしまったという優しい方が多いように思います。このような優しさがたくさん集まれば、きっと日本も動物先進国と言われるようになるのかも知れません。また一人優しい方からお便りがありました。
(2005/03/22)(LIVING WITH DOGS) 


マイクロチップについて検索中、こちらに出会いました。犬を助けたというニュースをみて共感しメールしました。
先日、バスに乗ろうとバス停付近を歩いていると猫が道路のまん中でひかれていました。
しかもその上をまた車が何台も行き交おうとしており私はびっくりし思わず飛び出していき、車を止めました。私が一番、驚きショックだったのは誰ひとり、その場で猫を何とかしようとしないのです。バスを待ってる人はただ見ているだけでバスが来るのを待っていたのです。
もちろん,その猫を助けたとしても治療費やその後について考えたら下手に手出しは出来ないかもしれません。でもまだ生きているのです!血だらけでしたが一生懸命、上半身を起こそうとしていたのです。私は猫を飼っているので余計に何とかしたいと思ったのかもしれません。
しかしこれから海外へ行くので飼う事はできませんでしたが、携帯から警察へ電話をしました。そうしている間にバスが来て、運転手が猫を道路脇へ移動させました。30分もかかってお巡りさんが自転車でやってきました。事情を話し、なんとか獣医さんにみせてあげれないか?と掛け合いました。そうこうしている間に近所の店の人が勝手に保健所を呼び、すでに死んでいると言い、ゴミ袋を持ってやってきたのです。段ボールだけもらい私は『まだ生きているんです!』と叫び、お巡りさんに泣いて獣医を頼み、私が発見してから1時間もかかって動物保護センターの車が来ました。舌がでており血だらけ、目も片方は血がでており『持っても明日までかもしれないが延命はします』という言葉にほっとし、ようやくバスに乗りました。事故にあったペットを目の前で見たのははじめてでしたし、ショックというどころの騒ぎではなく、まして近所の店の人が『あんたの猫か?あんな所にいつまでも置いていたらバスに乗る人の迷惑だろう!もう助からないんだよ!』その言葉に愕然としました。
お巡りさんが良い人で保護センターに電話をしてくれあのまま放置されなかっただけ良かったと思っています。私に出来た事は警察に電話する事でしたが警察も事件ですか?事故ですか?猫?と2度電話をし、ようやくお巡りさんが来てくれた次第です。自分で出来る事を精一杯したんだと自分で言い聞かせました。
そうでないといつまでもあの光景が焼き付いて離れません。

もっと人が動物に優しい気持ちで接する事が出来ないのか?事故の現場を目撃したらたくさんの人が早急に対処する事が出来ないのか?もっと考え、学んで欲しいと痛感しました。自分のペットが同じ様な事になったら違うだろうにと思いました。保護センターなどの事をもっともっと知って欲しいです。
長くなりましたが福岡の犬の話しをみて、つい書かせて頂きました。
(2005/03/22)(Rさん)

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