動物愛護精神は都会から?
動物愛護精神は都会から?
東京ではここ数年で画期的に捨て犬猫の殺処分数は減りました。
都内でも、区によって異なります。新宿区や中央部の区の殺処分数は見事に減ってます。なんででしょうか?この地域に住んでいる人達の意識の高さ、なんでしょうか。
と言いながら豊島区の動物愛護は今ひとつ遅れているようです。地域猫をどうしたら区民が一緒になって命の尊厳を全うできるか、そこまで至ってないようです。
それでも都内ですから、少しづつ良い方向に向かっています。
昨日、東北に住む旧友から久しぶりに電話をもらい、ある地方での動物愛護推進状況を聞かせていただきました。
まだまだ都会以外では動物愛護精神は悲しい状況とのことでした。
友人がある子供に*ちゃんはおなかが大きかったよねと聞いたところ「子猫が産まれたはずなんだけど、生まれてすぐ、婆ちゃんが生き埋めにした」
この子は初潮だから納屋から2週間出さないでねと言って、どうにか無事に過ごした後、「避妊手術したほうが良いからしてね」。避妊手術の金がもったいないと、その半年後、この雌犬が仔犬を出産。生まれた子達どうしたの?「じいちゃんが川に流した」
地域の動物愛護者からの悲痛な叫び声が聞こえてきます。これが未だに日本の実態でしょう。
都会は放し飼いは不可能になっていますが、ちょっと都会から離れたら、外飼い、鎖に繋がれっぱなし、避妊去勢はせず。そんな飼い方をしている人はたくさんいます。
終生犬と暮らさずして、愛犬家と称している似非動物愛護者がたくさんいるんですね。こういう人は申し訳ないけど動物愛護者と称して欲しくありません。
読者の皆様には各地域で「ほんとうの犬猫の飼い方、家の中で一緒に暮らす、終生共に暮らす。」最低限のことですが、これを全うして欲しいと言うことを知らしめてくださいまし。
ほんとうに犬や猫を家族としている人ならば、望まない命を増やさないことに気づくはずです。
それを気がつかない?そんな人は命の尊厳を無視しているのでしょうね。命の尊厳を無視するような人達の子孫である子供達は非人道的な犯罪にむかう確立が高いということを知りましょう。(2007/1/20)(LIVING WITH DOGS)