ホリーとママのアジリティーに挑戦 (4)
ホリーとママのアジリティーに挑戦(4)
今日は4回目のアジリティークラスでした。今夜はHollyとほぼ同じぐらい私も運動したという感じで、汗だくになってしまいました。忘れないうちに今日の練習を書きとめておきましょう。
今日はGRのCodyが欠席だったため、SchipperkeのMaggieとRat Terrier(チワワのMixではなかった)のJewel、そしてHollyの三匹でした。どうりで順番が早く廻ってきて運動量も多かったはずです。
まずはじめに壁に沿って5基のハードルを同間隔に、同じ高さでセットしました。壁と反対側にはベビーフェンスのようなものを置いて、犬が脇から出てこられないようにしました。インストラクターが犬を出発点で押さえている間に、飼い主はゴールに行ってそこで犬を呼びます。犬はハードルをジャンプしながらまっしぐらに飼い主のところに走ってきてご褒美をもらいます。小型犬たちははじめは少しオドオドしながらハードルを飛んでいましたが、すぐに慣れました。Hollyはジャンプは得意中の得意ですから、ピョン、ピョン、ピョンと各ハードルの間に着地一回で飛んでしまいましたが、このように飛ぶのはエネルギーの無駄になるそうです。高さより前方へのスピードが大切。何度か練習するうちに要領を得て加速するようになりました。Hollyはハードルをほとんど見ずにご褒美欲しさにゴールの私を目指して飛んできます。我が娘ながらカッコいい!!
次にはハードルの間隔を不規則にしたり、ハードルの角度を変えたり、バーの高さを斜めにしたりして、犬が自分の行き先をちゃんと目測して考えながら飛ぶように訓練しました。更には先週練習したトンネルを90度の角度に曲げて最初のハードルの前に設置して、トンネルをくぐらせてから、ハードル5基を飛ぶ練習です。トンネルを出たところでお皿に載せたご褒美をもらってからハードルに移行するわけですが、これはMaggieとJewelにはうまくいきましたが、Hollyには問題ありの設定でした。というのはトンネルの後にご褒美があると、それを食べた後でもまだ何か落ちているかもしれないとその辺をウロウロ探し回ってしまって、なかなか先のハードルへ進んでくれないのです。ですからインストラクターに“Hollyの場合は途中のご褒美をなしにしてください”と頼みました。するとトンネルを出てから、ハードルの脇を一足先に走っている私をあっという間に追い越してゴールまでハードル5基を完走。そして全行程が終わったところでご褒美。このように飼い主も犬と同じくらい走らなければならないのです。あーあ、しんどっ!!
さて次は、Teeter-Totter(シーソー)の練習です。本物はかなり高いそうですが、この初心者向け練習用のはほんの5センチくらいの車輪が真ん中についているだけです。でも板の幅、感触、揺れ、音など犬にとっては不自然なものばかりですからちょっとやっかいでした。Maggieだけはとっても上手にできました。Hollyはご褒美を見せずに私と一緒に走るとスピードも手伝ってうまく走りぬけることができるのですが、インストラクターが反対側でご褒美を見せると、それしか目に入らなくなってしまい、ズルしてシーソーの脇を走りご褒美だけちゃっかりいただくということを二度もしてしまいました。なお悪いことにその美味しいトリーツの味をしめてしまい、首輪をスルリと抜けて、他の犬の練習中のご褒美まで盗み食い。全く欠食児童顔負けで、恥ずかしいやら、情けないやら。
最後にWeaving Polesを今日も練習しました。一人で練習できるようにと小さなお皿をもらい、その上にご褒美を乗せ、まずは一番目のスペースをクリアーしたところにおきます。飼い主が自分でリードを持って、犬が正しいルートでそのご褒美のところに行ったらご褒美を食べさせ、出発点へと戻ります。今度は2番目のスペースをクリアーしたところにご褒美のお皿を置いて、同じことをします。このようにお皿の位置を一回ごとに最後のポールに近づけていって、最終的には全部のポールを縫って通れたらご褒美というように、繰り返し繰り返し練習するわけです。この方法なら折角買った自宅のラバーカップを使っても一人でできるなと思いました。本当は先週も自宅で練習するはずだったのですが、MaxとNoahがいつも一緒でHollyだけになるチャンスがなかったことと、この練習には2人必要だと思っていたのでなんとなくやりそびれてしまいました。このお皿のやりかたならHollyと私でなんとかできそうです。
さて、今夜も最後にインストラクターが“今週は何を練習するの?”と出席者の一人一人に聞きましたが、私はもう“おとなしくすること”と言わずにすむようになったのが嬉しかったです。Hollyはまだ吠えることは吠えるのですが、以前のようなひっきりなしの吠えかたではなく、かなり自分で我慢しているのが見ていてわかります。Hollyも私もこのアジリティーレッスンを毎回楽しんでいますが、吠えることのコントロールができるようになったのは、大きな副産物ですね。
このクラスは6回のセッションですから残すところあと2回になってしまいました。来週がまた楽しみなHollyとママです。(2007/1/24)(MaxHollyNoahママ)