日本の野犬って

日本の野犬って

かつて昔は山犬と言われた、群を作り山に住む犬達は、日本狼として、作物を守ったり、害獣を寄せ付けなかったりと、直接的ではないけど、里山の住人達と共存して暮らしてきました。
日本では、狼は決して悪者ではなかったのです。
欧米から「赤ずきんちゃん」などのおはなしから、狼は害獣、怖い生き物となってしまいました。

しかし、日本狼は絶滅しています。今、野を群を作って生きながらえる事が出来る、強くなった野犬は、おそらく放棄された猟犬でしょう。

家庭犬は、むしろ捨てられて、自分で餌を得ることが出来ず餓死する方が多いのです。
このような人や家畜を襲うようになってしまった野犬は、例え捕獲できても、リトレーニングは難しいでしょう。(2007/1/26)(LIVING WITH DOGS)


イノシシも襲う野犬の群れ

大竹市栗谷町に野犬の群れが出没し、飼い犬やイノシシを襲っている。住民が野犬に囲まれるケースも出始め、広島県動物愛護センターが捕獲に乗り出した。住民の話では、駆除開始の今月中旬まで、雑種の中型犬8匹前後が付近を群れていた。夜間は民家周辺など広範囲を移動し、高齢者らは午後7時以降の外出を控えている。地区では飼い犬が襲われ2匹が犠牲に。近くの山ではイノシシ5頭の死がいも見つかった。(2007/1/25)(中国新聞記事より)

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