繁殖業者の放棄相次ぐ
繁殖業者の放棄相次ぐ
1月18日に京都で27頭の犬のうち12頭衰弱死、残りの犬達は家庭動物相談所が引き取ったという報道がありましたが、今回は東北です。またもや大量放棄です。犬達の食料の在庫があと10日分で放棄したようです。餓死や衰弱してからのレスキューでは健康にしてからの里親さん探しとなります。早い放棄の方がありがたいのです。譲渡会があるようです。地域で終生犬の面倒をしっかり見れる人が里親になって下さい。しかし、この業者の責任はしっかり追及して欲しい物です。
(2006/1/26)(LIVING WITH DOGS)
八戸・業者経営難170匹ワンちゃん無料譲渡へ
青森県八戸市内のイヌの繁殖業者が経営難で飼育継続が困難となったため、青森県動物愛護協会(堤栄作会長)は27日から計5回、青森市と八戸市でイヌ約170匹の譲渡会を開催する。
県によると、譲渡するイヌはミニチュアダックスフントやチワワ、ゴールデンレトリバー、ビーグル、ミニチュアシュナウザーなど、最近の人気犬種も数多く含まれている。
イヌの栄養状態はおおむね良好だが、この業者が確保していた餌の残量も十日ほどしかなく、新たな購入も困難な状況だという。
協力する県動物愛護センターは「新しい飼い主が見つからない場合は処分の対象となるので、何とかしてあげたい」と期待を込める。
譲渡は無料だが、イヌの登録や狂犬病予防注射の実施のほか、後日開催する同センター主催の講習会に参加しなければならない。
譲渡会の日程と会場は次の通り。時間は午後一時から。
▽1月27日、28日、2月3日=同センター(青森市)
▽2月4日=ピアドゥ(八戸市)マエダストア西バイパス店(青森市)
問い合わせは同センター=電話017(726)6100=へ。
(2007/1/26)(デーリー東北新聞社記事より)
廃業業者の犬と猫の譲渡会終了 |
経営難で廃業した八戸市の犬の繁殖業者(ブリーダー)に飼育されていた犬・猫を救おうと、県動物愛護協会が一月二十七日から青森、八戸の二市で計五回開いた無料譲渡会が四日、終了した。業者から引き取った犬百四十七匹、猫八匹のうち、犬百四十匹、猫六匹に新たな飼い主が見つかった。譲渡会に協力した県動物愛護センターは今後、残る九匹をホームページ(HP)上で紹介し、引き続き飼い主を募るという。
同センターの呼び掛けにより、餌やタオル、シートなど多くの救援物資が寄せられ、譲渡会では延べ百三十一人のボランティアが運営を支援した。会場を訪れたのは計三千五十人に上った。
廃業した業者は当初、「約百七十匹」と県に申告していたが、その後の調査で百五十五匹と判明。一度もシャンプーしたことのないと思われる犬・猫もいたという。
県動物愛護センターは「短期間で多くの命を救えたのは、物資を搬送してくださった方やボランティア、新たな飼い主になった県民の皆さんのおかげ。深く感謝します」と語る一方、「今回に限らず、一度家族になったペットは、最後まで責任を持って面倒を見てほしい」と呼び掛けている。(2007/2/5)(東奥日報記事より)