犬連れ可のカフェやレストランの米国事情
犬連れ可のカフェやレストランの米国事情
日本では都会から始まって、犬連れ可のカフェやレストランはすごい勢いで増えていますが、米国ではまだ一部のカフェのテラスが可?と言うのが現状なんですね。ヨーロッパでは確かに犬はカフェやBAR(店内)に入れるところもあります。だからといって高級なフレンチレストランに犬連れで入れるかというと、そこは常識的に判断されているようです。
日本はお好み焼き屋、焼鳥屋からフレンチレストランまで犬連れ可のお店があることは、世界的に見ても驚異的だと思います。
まあ、マナーやモラルがついているかと言うと、まだ不十分な部分はあるんですけどね。
米国で犬連れ可の飲食店解禁を議員が提案したそうです。(2007/1/29)(LIVING WITH DOGS)
米ワシントン州議員、飲食店内への犬連れ込み解禁を提案
AP通信によると、米ワシントン州では、酒場への入場が禁じられている犬たちが寒空の下、ご主人が一杯やっつけるのを待ちつづけるという光景がなくなるかもしれない。
民主党のケン・ジェイコブセン州上院議員は犬を飼ってはいないが、先日同州オリンピアの居酒屋で呑んでいる最中、氷雨のそぼ降る中、店の外でつながれている犬を見て、連れ込みを許可する場所を拡大すべきとの考えに至ったという。
「動物を連れて入ることができる場所は、いろいろとある。ホテルに犬を連れて行くこともできる。中にはハンドバッグに入れている人もいる。なぜ酒場には入っていけないのか」と語る同議員は、酒類を出すバーやレストランへも、飼い主が同席ししっかりとつながれている場合に限り、犬の連れ込みを認めるとする改正法案を提出した。現在は盲導犬や介助犬などを除いて禁止されている。
しかし、全米州議会議員連盟の担当者は「酒場に犬を入れるのを認めるなどという法律は、どこの州にもない」とにべもない。例外と言えそうなのはフロリダ州だが、当局の承認を得た飲食店でのみ、飼い主と犬が一緒に食事をすることを、建物外に限り認めるというもので、若干趣が異なる。
州防疫当局者も、飲食店へのペット連れ込み禁止はFDA(米連邦食品医薬品局)の規定に基づくもので、「排泄物やよだれをその場に落とす動物の存在は、食品衛生に対する潜在的脅威だ」と、否定的な見方を示している。同州上院は30日に小委員会で、ジェイコブセン議員の提案に対する公聴会を開く予定だ。 (2007/1/25)(AP通信記事より)