中越地震 山古志村のマリが映画に
中越地震 山古志村のマリが映画に
中越地震は人も動物も注目された地震被害でしたね。まだ3年しか経っていないのに、もうずいぶん前の事のように思います。だけどあのときの体験や悲しい思いを忘れてはいけないと思うんですね。
覚えていますか、被災地に残された犬のマリ、中越地震の朝に3頭の子供を産んだ犬です。このマリの物語が映画化されるそうです。
地震で怖い思いをするのは人だけではなく人と共に暮らす犬もトラウマを持つんですね。どんな内容の映画になるんでしょうかね。お涙頂戴の内容ではなく、地震の時も人と共に暮らす動物達も一緒に避難できるような、そんな社会を作るための映画として欲しいですね。(2007/1/30)(LIVING WITH DOGS)
あしたはいい日:新潟中越地震 被災地に残され生き抜いた母犬マリが映画化 /新潟
◇地震発生当日朝3匹の子犬出産
中越地震発生当日の朝に3匹の子犬を産み、餌もない被災地に取り残されながらも生き抜いた
旧山古志村(長岡市)の母犬マリの実話が映画化されることになった。日本テレビや東宝などが
製作。3月下旬から県内ロケを予定しており、ボランティアとエキストラを募集している。
◇3月下旬から県内でロケ、ボランティアとエキストラを募集−−12月に全国封切り
マリは、同市山古志東竹沢の公務員、Iさん(41)の飼い犬。一家が新しい「家族」の誕生に喜ん
だのもつかの間、村は大地震に見舞われる。ヘリコプターで避難したIさんが心を痛めながら16
日ぶりに壊れた家に戻ってみると……。
この実話に基づく絵本「山古志村のマリと三匹の子犬」(文芸春秋)はベストセラーとなり、被災者だけでなく、全国の人々に生きる勇気を与えた。映画名は「マリと子犬の物語」。船越英一郎さんや宇津井健さんらが出演し、陸上自衛隊も特別協力。今年12月、全国東宝系で封切られる。
いまだ避難指示が解除されず、仮設住宅で暮らすIさんは「全国的には中越地震の記憶が薄れつつある中、人と動物の愛情を通じて被災とはどんなものかを感じてもらえれば」と話す。ボランティアやエキストラ募集の問い合わせは同市観光課(電話0258-39-2221)へ。(2007/1/30)(毎日新聞記事より)